昨日コンテの絵を入れながら、「朝まで生テレビ」を見て
いたが、核心的な議論をやらないままで終わってしまった。
トランプは「保護主義」を唱えているのに、その意味を
理解する論客がいないからである。
あきれたのは森永卓郎氏がせっかく米軍にお引き取り願えば
いいと言ってるのに、これを三浦瑠麗氏とホリエモンが
潰したことである。
三浦氏がフィリピンの例を持ち出していたが、フィリピンの
軍と自衛隊では比較にならない。
我が軍ははるかに強い!
ホリエモンが「核はどうするんだ」と恫喝してたが、
米軍がいなくなれば、核保有が必要だという論議に一気に
火がつく。
憲法改正も一気に成し遂げられる。
ようするに日本人はアメリカというパパに甘えているニートに
過ぎない。
パパがいなくなれば独立心が芽生えるのだ。
徴兵制まで議論する三浦瑠麗氏が米国依存症からは
脱却できないというのは矛盾が激しい。
従米主義なら徴兵制の議論なんか必要ない。
しかしホリエモンが雇用なんか取り戻しても無意味、
どうせロボット化で雇用なんか必要でなくなると主張する
のは、まるで漫画の世界だ。
多分、ロボット化・近代化すれば、働かなくても
ベーシックインカムを導入すればいいと言うのだろう。
あまりに人間と労働に対する洞察が薄っぺらい。
ソルジェニーツィンくらい読んだらどうだ?
移民もロボットも一緒だ。排撃するだけだ。
そもそも誰もかれもが「普遍的な資本主義」があると
思い込み、グローバリズムを歴史の不可逆的な潮流と
思い込んでること自体が浅はかだ。
そんな連中にはトランプが悪にしか見えないだろう。
例えトランプ政権にウォール街の人材が入り込んで
いようとも、トランプが保護主義で行くと公約したんだから、
それを貫くだろう。
安倍晋三が訪米して「自由貿易の大切さ」なんか説いても
トランプは説得される男ではない。
大統領就任演説で保護主義を宣言したばかりじゃないか!
わしはトランプの経済政策は十分理解できる。
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