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加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage
第1回『デッドプール』『シング・ストリート 未来へのうた』
【毎月第4木曜配信】
☆ ほぼ日刊惑星開発委員会 ☆
2016.6.23 vol.624
今朝のメルマガは、加藤るみさんの新連載『加藤るみの映画館(シアター)の女神 2nd Stage』をお届けします。第1回で取り上げるのは、アメコミにハマり中のるみさんイチオシの『デッドプール』、ダブリンの若者たちの音楽に賭ける青春に胸が熱くなる『シング・ストリート 未来へのうた』です。
▼執筆者プロフィール
加藤るみ(かとう・るみ)
1995年3月9日生まれ。岐阜県出身。サンミュージックプロダクション所属のタレント。映画鑑賞をはじめ、釣り、世界遺産、料理、カメラ、アニメと多趣味を活かしてマルチに活躍中。インターネットラジオK'z Station『おしゃべりやってま~すRevolution』にレギュラー出演中。雑誌『つり情報』でコラムを連載中。7月9日には『マリンフェスタ2016』で一日艇長を務める。
お久しぶりです、加藤るみです。
今回、私のコラムでは初めて「アメコミ映画」をご紹介します♪
私はここ最近「アメコミ映画」を頻繁にチェックするようになり、今猛勉強中なのです!
ミニシアター系の映画の沼から、また新しい沼へと足を踏み入れてしまいました(笑)
最初は、「マーベルとかDCって何ですか?」っていう感じだった私も、いろんな作品を観ていくにつれてだんだんアメコミ映画の奥の深さに興味が湧いてきて、
今では、新作が発表される度に映画レビューアプリの「Filmarks」でクリップをつけるほどです(^-^)
今回は、そんな私がみなさんにオススメしたい作品『デッドプール』について語りたいと思います。
そしてもうひとつ!
以前に紹介した『はじまりのうた』の監督の新作『シング・ストリート 未来へのうた』についても、前のめり気味にご紹介します!
以上、2作品を濃厚にギュギュッとお届けします!
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コメント
コメントを書く(ID:20953819)
デッドプールは初めて見たアメコミ映画だ。見る前確かにアメコミの映画に興味がなくて全然観たい気がなかった。でも、友達からデッドプールが違ってとっても面白いと聞いて一応観てみた。
観るルールなんで無視をして自分愛してる女のために何でもできる気持ちを持ってる主人公がカッコいいと思う。そして、ちょっと暴力だけど、面白いネタがいっぱいで観ながら笑う時も多いねえ。
デッドプールはアメコミ映画に興味があるようになったきっかけと言い過ぎない。
シング・ストリートは台湾でロック青春ラブソングもったらと翻訳された。台湾の映画館で予告編を見てえ?るみちゃんは言ったことがあると頭に浮かんだ。そして、やっぱり青春だなぁと思う。今週中台湾で上映中だけど、連続残業して暇をなかなかとられない。上映期間に間に合えるかどうかわからないなあ
ところで、6月の四連休の中でサウスポーのDVDを借りて観た。いつも奥さんに甘えて贅沢な生活を過ごしてるボクシング王者だった主人公は娘ために過去の自分を捨ててゼロから頑張ってようやく頼れる父親になってもう一度ボクシング復帰して過去の未熟の自分に戦勝するって証明した。見るながら涙も出ちゃった。やっぱり30代になって涙腺も緩めるようになってきたなあ。
るみちゃん東京で一人で暮らしてやっぱりちょっと寂しいだろうねえ。大学ごろ初めて一人で暮らしたとき、最初は確かにちょっと寂しかった。そのとき日本ドラマと日本のバラエティのDVDを観たら寂しい気持ちを潰してた。いつも映画の熱愛を持ってるるみにとって映画はもっと大切になるねえ。早く気に入る映画館を見つかるように。次回のコラムもわくわくして楽しみに^_^
台湾のリィウェイ
(ID:4583005)
今日シングストリートを鑑賞しました。
はじまりのうたが以前のコラムにあり見始めたもののDVDだからか集中できず作品の世界に入りきれず消化不良で終わったので今回は劇場で観覧。
コラムを見返しながら兄弟のやりとりを楽しみにしてたのですが、バンドのメンバーと夜に曲をつくるシーンでは学生時代を思い返したり、宿題を聴くたびに影響を受ける姿にクスリと笑えたり
流れるストーリーがしみるからかストーリーからくる詩が胸に響きバラードをききながら自然と涙が出てました。
最後の方、終わりが見えてくるのを実感しながら「まだ終わってほしくない」って思うくらい作品の世界が居心地良かったです
るみちゃんじゃないけどサントラがほしくなりました。
ひとり暮らしを通じて家族の繋がりなどの映画をみての感想のとらえ方がどう変わっていくのか?いろんなるみちゃんをこれからも楽しみにしています
(ID:57915101)
『シング・ストリート 未来へのうた』が映画館の女神で紹介されてから4ヶ月も経ってしまいました。
その頃、忙しくて映画館へ足を運ぶ時間が取れず、新作を少しタイミングをずらして上映してくれるキネマ旬報シアターってホントありがたい。
しかも今月は『シング・ストリート』と『デットプール』の組合せ!キネマ旬報シアターの担当者に密かな加藤るみファンがいるのではと勘ぐりたくなります(笑)
さて、『シング・ストリート 未来へのうた』は心の底から懐かしい感情に包まれ、音楽って本当に良いものだったと感じました。
何故過去形なのかといえば、70年代から80年代という時代はゲームもネットも携帯も無かった時代。
音楽シーンでは次々と新しい潮流が登場し、流行の変化を見逃すまいとFM雑誌で曲名をチェックしてはラジカセで自分好みのカセットテープを作っていました。今では考えられないけれど、あの頃のFM雑誌はどの番組で何の曲をかけるのか、克明に記載されていたのです。
特にブリティッシュロックシーンは、熱く時代を先取りしたニューウェーブの登場に心を熱くさせてくれました。
そんな音楽シーンの古き良き時代を思い出させてくれると同時に(いや、今だって素敵な曲はいくらでもあるじゃないか!)という気持ちにさせてくれました。
当時をオマージュしたシーンがふんだんに盛り込まれていましたが、私的に一番キタのは兄のブレンダン。家族の中で自分を沈めてきた過去があり弟に同じ思いをさせたくないんだろうという兄弟愛もホロッとさせますが、彼の風貌にグッときました。
当時、私が一番好きだったプログレッシブロックの雄「ピンクフライド」のギタリスト、デヴィッド・ギルモアそのままなのです!
観終えてからパンフレットを読んだら、まんまデヴィッド・ギルモアをイメージしたと書かれていて、帰りの電車の中で「わぁお!」と声をあげてしまいました。
いやぁ、音楽って、本当に良いですね!
自分の感性をインスパイアしてくれる音探しをまた始めてみようと思います。