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自分が乾燥肌で、「化粧水やクリームで保湿を心掛けてきたけれどもう保湿だけじゃ治りそうにない……」と感じるなら、体質改善をしてみませんか?
「体質改善って本当に意味があるの?」と思う人もいるかもしれませんが、インナーケアは乾燥肌以外の健康や美容の悩みにも体質改善は効果的で、日ごろの生活習慣を見直す良い機会になります。
とは言っても、すぐに理想的な生活習慣にするのは正直なところ難しいので、手軽にできる方法から取り入れていきましょう!
体質改善に良いとされる5つの方法!
乾燥肌の体質改善方法は調べれば多くの方法が挙げられます。数多くある情報のなかで、代表的な方法は以下のとおりです。
- 上手な水分補給
- 食生活の見直し(おすすめの食べものや飲みものの紹介)
- 運動
- サプリメント
- 漢方
今回はこの5つの方法についてくわしく紹介していきます。
1. 上手な水分補給
まず、乾燥肌対策には積極的な水分補給がおすすめです。
秋冬は夏よりも水分補給の回数が少なくなる、という人は少なくないでしょう。しかし、寒くなり乾燥しやすい、秋冬こそ水分が重要なのです!
水分補給をする際の注意点
一度に大量の水分を飲んでしまうとお腹を壊す可能性があり、さらに胃に大量の水分が入ってしまうことで胃液が薄められ、消化器官が正常にはたらかなくこともあるのだそう。
こうなると、本来なら体外に排出されるはずの物質が内側に蓄積してしまい、乾燥肌悪化につながる可能性があります。
正しい水分補給方法
コップ一杯(約200ml)の水を、6〜8回に分けて飲むようにしましょう。
例えば起床時・毎食後・入浴前後・就寝時に分けると、それだけで1,400ml近くを摂取できることになります。
1日のうちの、食事以外での水分摂取目標は1,500mlといわれていますから、理想的な量といえますね。
参考:SUNTORY 水大事典
2. 食生活の見直し
やはり、バランスの良い食事は重要です。以下では取りすぎ注意な食品、取り入れるとおすすめの食材と栄養素、おすすめ食材を使用した調理方法を紹介します。
何でもバランスよく食べる!
肉食中心の生活はもちろん避けたいですが、ダイエット中で野菜しか食べないのも乾燥肌悪化につながります。極端な食事制限は栄養不足になり乾燥肌の原因になり得ます。
毎日を健康に過ごすために、野菜・タンパク質・炭水化物などのバランスを考えた食事をなるべく心がけましょう。
取りすぎ注意の食品
下記の食品は絶対に摂ってはいけない、というものではありません。しかし、食べ過ぎると乾燥肌に悪い食品なので注意したいところです。
化学的に加工された食品・飲料
例を挙げるとジャンクフード、インスタント食品、添加物が多めの飲料などです。
化学的に加工された食品や飲料には、日持ちを良くするためにさまざまな食品添加物が含まれています。
さらに炭水化物や脂分、糖分が多く含まれていて、体内での処理が追いつかなくなってしまいます。また、化学物質が肌に刺激を与え、大量の炭水化物や脂分が新陳代謝を阻害する可能性も。
刺激物
カフェインやアルコール、香辛料等が挙げられます。
これらの成分は摂取することにより、肌に刺激を与えたり、血管を縮ませてしまい血行を悪くさせたりします。
すると肌への刺激がかゆみとなり乾燥を進めてしまうほか、血行が悪くなることにより肌の再生が阻まれることもあります。
冷たいもの
過度に冷やした食べ物や飲みものばかり摂取するのも避けましょう。体が芯から冷え切ってしまい、血行を阻害し乾燥肌悪化につながります。
そして、さらに慢性的な冷え性の原因にもなるので、水分補給は常温や温かい飲料を摂取するなどの工夫をしましょう。
乾燥肌改善のために積極的に取りたい食品・栄養素
乾燥肌に良いと言われる栄養素は、ビタミンA、B、C、E、タンパク質。これらをバランスよく食生活に取り入れましょう!
ビタミンA
皮膚や粘膜のうるおいを維持し、新陳代謝を活発にする。多く含まれている食品は魚類、乳製品、卵、緑黄色野菜が挙げられます。
ビタミンB
新陳代謝を活発にし、肌が乾燥することによって起きる炎症を防ぐ。代表的な食品は豚肉、レバー、卵、納豆などです。
ビタミンC
乾燥肌を防ぐための肌に必要なコラーゲンの生成を促し、皮膚の老化や炎症を進める血液中の増えすぎた活性酸素を除去する抗酸化作用が期待できる。代表的な食品はレモン、キウイ、イチゴなどをはじめとする果物や野菜です。
ビタミンE
血行を良くし、肌の新陳代謝を活発にする。そして、抗酸化作用、シワやたるみなど老化を引き起こす過酸化脂質を分解する。代表的な食品はゴマ、アーモンド等のナッツ類、大豆、アボカドです。
特に、アボカドは森のバターや食べる美容液などと呼ばれ世界一栄養価の高い果物としてギネスブックに載るほど栄養素が豊富です。
タンパク質
肌のうるおいを保つためのバリア機能を守り、健康的な肌を維持する。代表的な食品は納豆、卵などです。特に、卵にはビオチンという栄養素が含まれていて、皮膚科の薬にも用いられています。このビオチンにも肌を美しく、健康的に保つ働きがあります。