<提供元サイトで全文を読む>
寒いときに飲みたくなるココア。このココアには実は様々な栄養成分が含まれており、ダイエットにもうれしい成分が多く含まれています。
では、そのココアの摂取メリットについてくわしく見ていきましょう。
ココアを使ったダイエットはどんなもの?
ココアをダイエットに使う方法はとても簡単で、朝と夕方にココアを食前に飲むだけというものです。
食前にココアを飲むだけのダイエット法なので、ココアだけを飲み続けるようなものではなく、また、置き換えのように1食をココアに置き換えるものではないので、食べることへのストレスがないのが魅力です。
ココアを食前に飲むことで、食欲を抑えるというのがこのココアダイエットの重要なところなのですが、この作用についてはくわしく後述します。
ココアはこんなにすごい!
ココアは大さじ1杯(約6g)で、食物繊維1.4gとたんぱく質1gを含んでいます。
また、香りと苦み成分であるテオブロミンやカカオ特有のカカオポリフェノールも豊富で、食物繊維リグニンも含有。
さらにミネラルでは、特に銅が豊富に含まれています。
テオブロミンの効果
ココアに含まれている苦い成分のテオブロミンは、香りの成分でもあります。
ココアを飲むことで、テオブロミンが、気持ちが高ぶり過ぎているときは落ち着くように、落ち込んでいるときには気持ちを高揚させるように、中枢神経に作用してバランスを整えます。
さらに、テオブロミンは、脳内幸福物質であり全身の筋肉を緩める効果のあるセロトニンの分泌を促すため、ココアを飲むことで心身ともにリラックス効果が得られます。
食欲抑制+燃焼効果のあるカカオポリフェノール
ダイエットより先に、高い抗酸化力からアンチエイジングの点で注目されたのがカカオポリフェノール。
このカカオポリフェノールがこのココアダイエットのポイントなのですが、カカオポリフェノールは体に入ると、満腹中枢を刺激することで食欲を抑え、食べ過ぎを防ぐことができます。
また、脂肪細胞の中でもエネルギー消費に関係している褐色脂肪細胞に働きかけて、エネルギー消費量を増やすのと同時に、食事から摂取した脂質や糖質を体脂肪に変える酵素の働きを阻害して、体に蓄えられるのを防ぎます。
ポリフェノールにはまだまだ摂取メリットがあり、血管壁の細胞に作用して全身の血流を改善することで代謝を良くします。そして、これにより栄養が全身隅々に届くようになり、美容効果がアップします。
さらに、ポリフェノールの抗酸化力は赤ワインの2倍、紅茶の45倍にもなり、特に紫外線でダメージを受けた肌の再生を促す効果が高いので、女性は積極的に取り入れたいものです。
ちょっと特殊な食物繊維リグニン
ココアに含まれているリグニンは、不溶性食物繊維で腸内で膨らみ便量を増やして、腸を刺激して便通を改善する効果があります。
また、リグニンには、腸内で水分を吸って膨らむときに臭いも吸着する性質があります。なので便秘がちで体臭や便臭が気になる人におすすめです。
コメント
コメントを書く