最強戦ファイナルを戦った選手は対局中に何を考え、どう決断していたか? 気になる局面をピックアップし、直接選手に聞いてみた!

最強戦ファイナルD卓はバラエティに富んだ組み合わせとなったが、とりわけ厳しい戦いになることが予測されたのが井上美里である。麻雀プロとはいえ、最近合格したばかりの新人である。最強位・沢崎誠を筆頭に、歴戦の強者を相手に井上はどういう気持ちで対局に臨んでいたのだろう?



梶本「対局が始まって相手3人の雰囲気をどう感じましたか?」
井上「まず寿人プロと沢崎プロには落ち着き、余裕を感じました。麻雀もそうですがテレビ対局も慣れた感じで、なんというか安心感がもてましたね。藤田さんからは打牌の雰囲気から少し緊張されてるのかなと感じました。緊張というよりは興奮だったかもしれません」
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梶本「東1局~東2局1本場まで、それなりのチャンス手が入っていたがアガリまでは至らず。東2局1本場では放銃になってしまいましたが、このあたりをどう考えておられましたか?」
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