緊急事態条項について「日本は特別の条項を持っていないからこれの規定をも設けましょう」というと、それはそうだになる。
しかし、自民党が考えている緊急事態規定はどんなものか、見たことがあるか、
まず政令(議会の承認なく内閣決定)は法律と同等効力を持つ。つまり、内閣総理大臣の意向が国会の審議を経ずに法律になる。
次いでその法律には、「何人も公の機関の指示に従わなければならない」としている。
さらに一定期間「国会の解散なし」である。何故一定期間国会の解散がないのか。政府が緊急事態と決めた時には国民の意思を問わないという事である。
余りにもひどすぎる。
「緊急事態条項について日本は特別の条項を持っていないから」というだけに理由で、安倍政権が意図する危険に無関心なのはどういうことなのか。
自民党のいう緊急事態条項は緊急事態の名の下に「首相の独裁体制を作り、それを国民に従わせる」態勢を憲法で作ろうと
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先日も、同じようなことを書きましたが、僕の近所の人があまりにもバカなのか知りませんが、休み時間には、バカ話(友達が何したの、先輩がどうしたのと)ばかり、スーパーにいけば、夜の割引に群がり、安物をかいあさる。多分、金がないんだろう。(消費税増税が響いているんだろう)。その顔には、政府に文句の一つも言う気概すら感じられない。我ながら、日本民族とは、恥知らずの、根性無しですね。権力にたいしてはですが。過去には、世界もビックリするほどの残酷極まりない戦争犯罪をやらかした民族なのに。
(ID:30578355)
孫崎先生や皆さんが既にいろいろお書きになっておられるとおりです。日本も遂にここまで来てしまったかという感じ。
最近去勢されてすっかり体制寄りになってしまったあの朝日新聞ですら、今日の「天声人語」では今回の動きを厳しく批判して
います。
でも、日本会議の面々を特段の考えもなく支持する層が増えていることが不気味です。やはりカギは来年7月の参院選ということになるのでしょう。何としても、野党に結束して頑張ってもらわなければ。
(ID:18471112)
70年代前半、サルバドール・アジェンデが大統領となり、いよいよチリが公平な社会を実現し始めた矢先、米CIAお得意の政権転覆工作でアジェンデは壮絶な最期を遂げた。その実行部隊を仕切ったピノチェーが長きに亘ってとんでもない独裁を敷き、多くの国民が塗炭の苦しみを強いられ続けたことは広く知られている。しかし、真に国民に尽くそうとしたアジェンデは躍起になって消し、人権蹂躙のピノチェーは放っておいたのが米国だ。同じことが日本にも起きているのだろう。