安倍晋三首相は22日から7日間の日程で、モンゴルと中央アジアの計6カ国を歴訪している。あいもかわらず、金をばらまいている。金をばらまいていることが、日本国、日本国民に、どのようなプラスをもたらすのであろうか。

1957年外交青書が出された時、明確な方針があった。

次の3本柱を掲げた。

  1. アジア外交

  2. 西側外交

  3. 国連を中心とする国際機構との関係

 多分、今日もこの柱であろうと思う。こういう基準からみると、首相の行っている中央アジア外交の重要性は極めて低い。

 西側諸国との関係では今、異変が起きている。

 いくつかの国が露骨な対米追随から脱却を始めた。

19日投開票のカナダ総選挙(下院定数338)で、中道左派の自由党が過半数の184議席を獲得し、約10年ぶりに政権に復帰した。ハーパー前政権は、米国主導の有志国連合によるイラクでの過激派組織「イスラム国」(I