安倍晋三首相は22日から7日間の日程で、モンゴルと中央アジアの計6カ国を歴訪している。あいもかわらず、金をばらまいている。金をばらまいていることが、日本国、日本国民に、どのようなプラスをもたらすのであろうか。
1957年外交青書が出された時、明確な方針があった。
次の3本柱を掲げた。
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アジア外交
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西側外交
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国連を中心とする国際機構との関係
多分、今日もこの柱であろうと思う。こういう基準からみると、首相の行っている中央アジア外交の重要性は極めて低い。
西側諸国との関係では今、異変が起きている。
いくつかの国が露骨な対米追随から脱却を始めた。
19日投開票のカナダ総選挙(下院定数338)で、中道左派の自由党が過半数の184議席を獲得し、約10年ぶりに政権に復帰した。ハーパー前政権は、米国主導の有志国連合によるイラクでの過激派組織「イスラム国」(I
コメント
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豪州が反中というのはそれ間違いよ。
米国の顔色を損ねないように動いているだけで、
本音は英国と同じように国益重視。
<中国企業、豪ダーウィン港の99年間租借>
http://www.xinhuaxia.jp/social/82972
国内メディアでは不都合な事実はまともに
報道されないから気をつけろってこと。
(ID:18367902)
tako2008さん、毎度的確に、ロシアとか中国に偏することなく、さりとて米国に偏することなく、tako2008さんの信じる見解を述べられており、共感を覚えるところが多いです。大変読みやすくしていただいているし、楽しみにしています。
(ID:21835634)
米国のパフォーマンス。
中国は報復カードをたっぷり持っているからそれを慎重に
選んで使うだろう。
たとえばボーイングに注文した300機のうち100機を取り消す
なんていうのもそのひとつ。
VWの大エラーで中国市場でビッグチャンスが来たGMは今頃
脇の下にじっとり汗をかいているだろう。
そんなにおおごとにはならないとおもう。
両国は今頃裏では活発に話し合っているだろう。
オバマは今回のスタンドプレーで中国からいくらかの代償を
払わせられるだろうが、最小限にとどまるだろう。
それでシャンシャンとなるだろうと思うが。
一般米国人はこういうことが大好きだが、そのために自身に
損害がふりかかるのは大嫌い。
ソ連のアフガニスタン侵攻で当時のカーター大統領は対ソ
食料禁輸をしてその時はだれも文句を言わず支持した。
ところがソ連はアルゼンチンから食料を買い、米国の農民は
大損害を被り、カーターを袋叩きにした。
そしてカーターが2期目で落選するひとつの遠因となった。
イラン大使館人質奪回失敗ばかり言われるが前者が大きい。
民主主義国のトップは「強腰に振る舞う」誘惑にかられやすい。
にん気が取れるから。
わたしはいつも言うのだが中国が民主化したらウイグル、チベット
の扱いはもっとずっとひどくなるよ、と。
トルコのクルドの扱いを見てみろと。
いま中国が民主化してなくてよかった。
野党指導者と世論は激昂して対米強腰を求めるだろうから。
冷静に振る舞うことは弱腰と罵倒され次の選挙で負けることだから。
だいじょうぶ、多分何事もなく終わるとおもう。