6月12日衆議院第一議員会館にて、第2回「日本政治の行方を考える市民と国会議員の勉強会」が開催され、天木直人、植草一秀、孫崎 享。森田 実が話をした。
Aその際、私の行った講演の骨子。
1:日本の政治は今、危機的状況にある。
それは、少し学べば、ほとんど全ての人が、日本が間違った方向に行っていることがわかる。そしてその間違いは将来に大きい禍根を残す。そんなことは誰にもわかることだ。
具体的にみてみよう。
(1) 集団的自衛権は日本防衛のためではない。
アメリカの戦略のために自衛隊を海外で使うためのものである。
それは日本の安全に資さない。それだけではなく、日本国内へのテロを招く、日本人、企業へのテロの危険性を増す。アフガニスタン戦争では銃の撃ちあいで兵士が死んでいるのではない。路肩などに置くIED(即製爆発装置)での死亡が50%以上になっている。いつ、どこでも簡単にテロ行為がなされる
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
-
書評・日刊ゲンダイ『今日の新刊 「日米開戦の正体」「民主主義国家の米国は長期の戦争に耐えられなくなる」という詭弁で戦争。安倍政権を読み解く』
-
一覧へ
-
映画「セッション」、私の人生で見た映画のベスト5。「教師」の力に戦う「若者」。決して負け犬にならない!
コメント
>>7
ご見解に賛同します。今が最初で最後の機会のように私にも思えます。戦前の日本人は押しなべて赤と言われるのを極度に恐れました。安倍体制でそれに相応するものは何か?思い付くまま掲げたのが次です。
1.一定の職場にありつけた人々は大政に批判的だと職を失うことを極度に恐れて居ます。典型的な例は、自民党の国会議員です。公認取り外しを極度に恐れています。
2.反知性の熱狂的な言動(ネトウヨ、在特会、橋下大阪市長らが発する学者たちに浴びせる罵詈雑言)は民衆には恐怖です。
3.反安倍の動きには「お金の匂いがしない」。反面、安倍にはアベノミックスというお金の匂いがする幻想があるのです。
今の反動体制を主として支えて居るのは上記3.だと思います。人々は幻想にとても弱いのです。とても皮肉なことです。安倍たちの政策が向かう先に大多数の絶対的貧困が待ち構えているのに気が付きません。戦前は米国によって日本人は目を覚まされましたが、今度は中国によって目を覚まされるのでしょうか?そんなことは避けねばなりません。その為にはまず日本の大マスコミの論調を変えさせる動きが肝要だと思うのです。日本の地方紙は冷静に記事作りに励んでいるように見えます。もう一息頑張れば大メデイアも変わると思います。
なにが最初で最後の機会だというのだ。時代が変わるのに最後のチャンスなどありえない。今西進化論によれば、生物は変わるべくして変わるそうだ。時代も変わるべくして変わる。マスコミの論調と言えば、ISの資金源がウンチャラカンチャラというのがトップに載っていたな。ここでは常識かも知れないが、湾岸諸国の富豪とアメリカの石油族の関係が明らかになれば、人々のものの見方も変わるかも知れない。まあどうしてこんなことが表に出てくるようになったのかはよくわからない。
はっきり言って今のところ、若い人間が本当はどんな人間かとかマスコミの正体はいかにとか、ほとんどどうでもいい。最近は思考が自己完結気味だ。マスコミは何か目的を持ってぺらぺらしゃべっているのかも知れないが、ほとんど馬耳東風状態だ。
孫崎くんは外国人の意見に何でも賛成するようなので、原発に関する、一人のイギリス人(英国インペリアルカレッジ・ロンドンのジェリー・トーマス教授)のの専門家の意見を以下にコピペする。
参考にしたまえ。
──日本における、原発を容認する人々、反対する人々のそれぞれについて、どう思われるか?
原発問題については、科学者はジャーナリストを恐れている。記事にどう書かれるか、非常に心配なのだ。原発反対派の人々は構わず主張するが、原発容認派の人々はマスコミには悪く書かれてしまうのではないかと心配する。だから、原発容認論に関しては、発言すべき人が発言していないのではないか。
今の日本では、原発反対派の人々の声があまりにも大きい。彼らは多くの嘘をつくので、真実が伝わっていないと思う。日本の原発容認派の人々は発言しにくい環境にいると思うし、強くなければ耐えられないということもあるだろう。
我々のような外国人が福島事故の後、どうしてこれほどまで発言するようになったかというと、道義的な責任があると感じたからである。日本では、原発反対派は言いたい放題だが、これでは日本人にとっても公平ではないと思った。
だから私は、チェルノブイリ事故の研究成果を発言するようになった。放射線への恐怖によって健康が害されることの方が、放射線自体からの影響よりも、実は大きいという事実を伝えていきたいのだ。
日本には世界で一番多くの原子力専門家がいるのに、彼らは全然発言していないように見える。そうではない、事実に基づかない主張ばかりが蔓延している。この状態は良くない。
孫崎くんは原発のことがほとんどわかっていない。
(ID:5468102)
https://www.youtube.com/watch?v=crLttxkQyX4
こちらにビデオがありました。 勉強させて頂きます。