秘密保護法については、政府は運用基準と施行期日を12月10日とする施行令を閣議決定した。
改めて、昨年、11月、ツイートしたものを再掲載する。
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民主主義の基本に表現の自由、報道の自由がある。
今、国際的な2つの組織から、秘密保護法に対する警告が出されている。
私達は何も外国の指示に従う必要がないが、第3者の目から見て、日本がどの様な状況にあるかは考えておいたほうがよい。
A:ルーシー・バーミンガム日本外国特派員協会々長による警告(11月11日)
(1:内容)
「「特定秘密保護法案」は報道の自由及び民主主義の根本を脅かす悪法であり、撤回、または大幅修正を勧告します。
開かれた社会においては、政府と政治家の活動に関する秘密を明らかにして、国民に知らせることが調査報道の真髄であります。調査報道は犯罪行為ではなく、む
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コメント
情報をコントロールするというのは支配の基本かもしれないですね。インターネットの時代になって情報をシャットアウトすることは難しくなっていますが、能動的に情報を取りにいく人間の数は多くないし、情報発信の権威付けがないため真偽の判断は難しい。そういう意味では孫崎さんのブログは信頼されるソースなので重要ですね。長い目で見ればtruth prevailsというのは本当だと思いますがそれはいつの時代の話ですかというのがもんだいなわけで。例えば原発や軍事産業が非合理の範疇に入り淘汰されるのは必然だと思いますが、現実には未だに強い力を誇示しているわけです。まああまり深刻に考えずにゆるりといきませんか?まだ長い旅が始まったばかりです。旅を楽しむくらいの余裕があってもいいのでは?
>>4
3Kの読みはサンケイですね。表現に感心します。
今日発売の日刊ゲンダイ読みました。連載「日本外交と政治の正体」。
孫崎先生のしごくまともな発言が日本で少数派なのはとても悲しいです。
ジャーナリズムに携わる方々は胸に手を当てて反省すべきです。
中国や韓国の人々を蔑視することは人間として間違っています。
本当の人間、真のジャーナリストにに立ち返って頂きたいです。
私は3Kは単なるゴロツキ新聞じゃないと思っています。誰かの意思、誰かの利益を代表して記事を書いている、あのよく会社に出入りしていた業界紙みたいな新聞だと思います。
今回のパクネ大統領の中傷記事は米国の権力の或る利益部分の注文に従ったものだと私は睨んでいます。中国を日本みたいなポチ国家にしたいという欲望は米国の権力において旺盛です。日本のスガさんが韓国検察を批判したら、すぐその後米国務省のおっちょこちょいで世界に名を馳せているサキ嬢がスガさんをサポートしました。米国は日韓合同軍で紅軍を負かしたいのにあろうことかパクネ大統領は習近平さんと戦略的パートナーを視野に入れて交流を深めている。これは米国にとって不都合な事態だと思うのです。
(ID:18367902)
格差には様々な格差があるが、基本的な格差は、人種格差、階級格差、採用形態による賃金格差、学歴格差、年功格差など沢山あるが、年功格差などは格差と言っても、どの人にも平等性がある。日本においては、高度成長に伴い人が大切にされ、学歴格差などは薄れる傾向にあった。大きく社会主義経済から変質してきたのは、小泉改革というより、円高により外貨を思うように稼げなくなり、職務給とか、成果主義とか、個人の能力を重視せざるを得なくなり、採用形態による格差が完全に支配しだしたからである。現時点、競争主義が支配しており、格差が大きくなっていくのが避けられない。問題は、生活維持面の経済格差にとどまらず、自由に言論発信できない、すなわち言葉の自由を奪おうという人間としての価値、本質を破壊しようとしていることである。言論の自由を奪うということは、人間を支配者と被支配者(奴隷)に区分けしようということであり、歴史を大きく後退させようということにつながり、民主主義とは大きく異なった社会になりかねない。米国式資産一極集中主義の最終目的に従属することの危険を理解しているのか、はなはだ疑問が多い。