表現の自由、報道の自由はフィンランド、オランダ、ノルウエイみたいな戦争を考えないで済む特殊な国でしか存立しえないものだと思うのです。秘密保護法の危険性について日本の報道機関が黙殺しているのは、それこそ情けない話ですが、自分らが食べて行くための第一条件だという信条をしっかり堅持しているからでしょう。 鳩山政権成立時、記者クラブを事実上解体するという政府筋の話に最も激しく反発したのは朝日や毎日や読売の若手記者だった。その程度の人間が記者を務めているわけです。 これからは、米国の報道機関と同じように徹底的に嘘と欺瞞に満ち溢れた情報を日本の報道機関は国民に流していくでしょう。問題はそういうコストを賭けてどういう国益を実現するのかです。為政者は何も語りません。恐らく何も無いということなんでしょう。言い換えれば、米国の強圧に押し切られたということなんでしょう。日本にも、スノーデンやアサンジみたいな剛のものが出て来るのを大衆の一人として期待するのみです。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
表現の自由、報道の自由はフィンランド、オランダ、ノルウエイみたいな戦争を考えないで済む特殊な国でしか存立しえないものだと思うのです。秘密保護法の危険性について日本の報道機関が黙殺しているのは、それこそ情けない話ですが、自分らが食べて行くための第一条件だという信条をしっかり堅持しているからでしょう。
鳩山政権成立時、記者クラブを事実上解体するという政府筋の話に最も激しく反発したのは朝日や毎日や読売の若手記者だった。その程度の人間が記者を務めているわけです。
これからは、米国の報道機関と同じように徹底的に嘘と欺瞞に満ち溢れた情報を日本の報道機関は国民に流していくでしょう。問題はそういうコストを賭けてどういう国益を実現するのかです。為政者は何も語りません。恐らく何も無いということなんでしょう。言い換えれば、米国の強圧に押し切られたということなんでしょう。日本にも、スノーデンやアサンジみたいな剛のものが出て来るのを大衆の一人として期待するのみです。