18日衆議院議員会館で、森田実氏司会で、天木直人、浅井基文と私の元外務省員3名の対談が行われた。
拙稿の機会なので、私より、浅井基文氏に尖閣問題で、日中の間でどの様になっているかの質問を行った。
1;まず私の質問内容です。(文言等はそのままでない。なおここでは実際の発言より事実を詳しく書いてあります。
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・政府、外務省は棚上げ合意は、中国が一方的で述べたことで、日本側が合意したことは無いという立場をとっている。
・しかし、本件で、浅井基文氏、そして栗山元外務次官は存在したという発言をされてきている。
2012年9月10日付AERAは「浅井基文・元中国課長は「『棚上げ』は省としての共通理解でした」
2012年10月7日付産経新聞(ウエブ版)は「栗山尚一元駐米大使インタビュー(1972年当時条約課長)」で「(72年の
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コメント
>>5
正しいとか正しくないの観点で物事を考えているのではなく、自分の主張はどんどん述べて同調者を増やすべく努力することを否定するのではありません。議論を戦わした後は、多数決で決まったことに従うというルールに従わないと、話し合いの場が話し合いの場にならない。日本は日本の考え方でやるというのは、話し合いをしている他国に対して失礼なことであるだけでなく、日本が信頼されなくなってしまう。例えば、10人いて10人のルールを決めても、一人考え方が違うから従わないとしたら、10人の仲間から外れることになってしまう。どんな国でも、皆の決めたことに従わなければ、仲間から疎外されるのは普通なことである。
>>4
「中国政府は国民の支持を得るためにその様な意向を表示しているのであり、実際に侵略を実行するかどうかは疑問である」とはかなり楽観的な見方ですね。「中国の現時点の主張は、領土権について「新たに」議論したいと呼びかけているに過ぎず」と言う事は無いと思いますがね。太古より(since ancient times)釣魚島が中国領で第二次大戦後ポツダム宣言により中国の主権に戻った、つまり既に中国領なのだとの立場は変わらないと思いますよ。かなり長い目で今後も執拗に領有権を主張し続けるでしょうし、日本側が石原さんの様に挑発すればする程相手も乗ってきますからね、容易ではないでしょうね。
>>6
捕鯨の様な環境や生物資源保護の問題は(領土等政治問題とは違い)純粋に科学的な観点から冷静に話し合うべきであり、一方的な環境保護派の多数意見のみで強引に押付けるのはどうかと思う。多数決に従うのは一般論として当然ですが、今回の場合でも全員が賛成したわけでもなく、アイスランド等の捕鯨国や北米原住民等もいる訳で、少数ではあっても正当な主張はし続けるべきと思う。勿論法的拘束力がないからと日本の考え方だけで強引に「我が道を行く」と言う態度は嫌われるでしょうが、大国のエゴと言う程のものでもないと思います。
(ID:18367902)
先の大戦の東京裁判有効性云々が大きく取り上げられ、靖国参拝が積極的平和主義になっている。日中平和友好条約が尖閣棚上げによって成立したしたにも関わらず、無視を貫いている。棚上げなどなかったというのである。この真偽性は、今回の捕鯨問題で日本という国の国際社会での態度がどのようなものであるかを明確に物語っている。4月3日国際裁判で南極海の調査捕鯨が敗訴となり、8月21日に国際捕鯨委員会でイギリス、アメリカを含む15か国が来北太平洋での調査捕鯨の即時停止を提案した。日本の調査捕鯨の先延ばし決議案が採決されたのに、拘束力がないので、調査内容を修正し続けるといっている。国際社会が何と言おうと、「我が道を行く」、国際社会の異端児の面目躍如たるものがある。