尖閣と東欧(ユーゴ、ウクライナ、その他)の二つには妙に共通するものがあります。 尖閣には棚上げ合意があったのに野田元首相が無かったと主張し国有化するに至りました。東欧についてはNATOとゴルバチョフ間でドイツ統一時NATOは東に向けて侵略しないとの合意があったにもかかわらず、ビル・クリントンはそんなものはなかったとしてユーゴに手を出し、ウクライナでオレンジ革命を起こしました。彼の妻ヒラリーは今回改めてウクライナに手を出しロシアと抜き差しならぬ事態を引き起こしています。 ビル・クリントンのこの強弁と野田元首相の強弁は発想が同じです。無法者の主張です。中国では「前の大戦で日本を敗北させたが、反省をしない。もう一度敗北をさせなければならない」との世論が固まっています。米英とロシアは既に戦争状態にあります。日本は中国と準戦争状態にあると言えるでしょう。 これからは、中東・ウクライナ情勢とドルの世界での信任状態の成り行き次第で日本は中国と戦争状態に入る可能性が大です。まだ時間はあります。日本国民はアジア地区での戦争を回避すべく頑張るしかありません。これ以上の国益は無いのですから。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
尖閣と東欧(ユーゴ、ウクライナ、その他)の二つには妙に共通するものがあります。
尖閣には棚上げ合意があったのに野田元首相が無かったと主張し国有化するに至りました。東欧についてはNATOとゴルバチョフ間でドイツ統一時NATOは東に向けて侵略しないとの合意があったにもかかわらず、ビル・クリントンはそんなものはなかったとしてユーゴに手を出し、ウクライナでオレンジ革命を起こしました。彼の妻ヒラリーは今回改めてウクライナに手を出しロシアと抜き差しならぬ事態を引き起こしています。
ビル・クリントンのこの強弁と野田元首相の強弁は発想が同じです。無法者の主張です。中国では「前の大戦で日本を敗北させたが、反省をしない。もう一度敗北をさせなければならない」との世論が固まっています。米英とロシアは既に戦争状態にあります。日本は中国と準戦争状態にあると言えるでしょう。
これからは、中東・ウクライナ情勢とドルの世界での信任状態の成り行き次第で日本は中国と戦争状態に入る可能性が大です。まだ時間はあります。日本国民はアジア地区での戦争を回避すべく頑張るしかありません。これ以上の国益は無いのですから。