1:事実関係 11日ロイターは「米大統領、イスラム国掃討へ「有志連合」率いると表明=演説原稿」と題して次の報道をした。

- オバマ米大統領は10日、イラクとシリアの「イスラム国」掃討に向け、米国が「広範囲な有志連合」を主導すると表明した。同日夜に行う国民向け演説原稿の中で明らかにした。 

大統領は「米国の戦闘部隊が国外で地上戦を遂行することはない」と言明。「この反テロリズム作戦は、われわれの空軍力や、パートナーの地上軍に対するわれわれの支援を利用した、ISIL(イスラム国の別名)排除に向けた着実かつ容赦のない取り組みを通じて遂行される」と述べた。

2:ここでの一番重要なポイントは「有志連合」である。

 第2次大戦以降、国際社会は一つの行動基準を作ってきた。

・軍事行動は控える、

・軍事行動を行う際には、国際連合で協議に、法的正当性を求める。

有志連合は、