今、朝日新聞の報道についての批判が続いている。

この問題は、朝日新聞社の2件に限らない、メディアが抱える問題全体を包括する深刻な問題を抱えている。

それは特定の記事に対する報道が、当事者や関係者の発言を一方的にほうずるだけで、その検証を行うという事がほとんどなされていない。従ってかかる間違いは起こるし、一方的な発言をそのまま報じるという点では、ほぼ毎日起こっていることである。

この点に関して912 YAHOOニュースは田中 良紹 氏( ジャーナリスト)の「ウラを取らない日本のメディア体質」を掲載しているので、転載する。

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朝日新聞社の二つの「誤報」が問題になっている。一つは東京電力福島原子力発電所の吉田昌郎所長(故人)の政府事故調に対する「調書」をスクープした記事、もう一つはいわゆる「従軍慰安婦」問題で虚偽