孫崎享のつぶやき

重要:米国国務省は危機で外国人救出はないとしている

2014/06/13 07:49 投稿

コメント:6

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ご承知のように、安倍首相は集団的自衛権を認めなければならない具体的ケースとして、海外における邦人の救出を米国艦船が行い、その艦船を守ることが出来ない、それを直さなければならないとしている。

 しかし、米国国務省は外国人の救出はほぼないこと、米国民に対しても基本は商業ベースであることをを明確にしている。

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米国国務省領事部米国パスポート及び外国旅行(US passports and international travel

http://travel.state.gov/content/passport...gencies/crisis-support.htm

「米国国務省が出来ることと出来ないこと(What the Department of State Can and Can't Do in a Crisis

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コメント

安倍首相の紙芝居みたいな説明が異様だとか(日本人好みでない-アメリカの真似だ)、米軍の艦船が日本の民間人を載せることはない、などという批判は、枝葉末節の論議である。集団防衛の議論は、要は日本は米国の要請でどこまで米国の安全保障に協力すべきかということだろう。そのベースには、自衛隊には自前の武器がないことであり、一方では、米中ソをはじめとする主要国は長距離ミサイル、核弾頭、無人兵器、原子力潜水艦などを所有しており、日本はそれらを持っていないということであり、それらの国に対して日本は基本的に国を守ることができないという事実がある。要は実質的に日本は無防備なのだ。それでも良い、一切、国防努力をしないというのは1つの選択であるが、いささかでも国防の意志があれば、現実的にはそれらの大国のひとつにすがるしかない。その対象が米国である。米国はそれなら、できる範囲で協力しろと迫っているが、それも妥当だろう。協力が厭なら、全く米国と別れ、鳩山のいうように、全く独立するのか。それなら、自衛隊も廃止するしかない。通常兵器や、通常航空機、艦船をどれくらい持っても、今後の戦争には国全体を叩き潰されるまでの僅かな時間だけ抵抗する芝居をするだけで、被害は抵抗するだけ増えるだけだから。

No.4 126ヶ月前

>>1
貴兄のご見解に100%賛同します。

No.5 126ヶ月前

在沖米軍基地。在沖米軍人や軍属は定期的に、有事非難訓練を実施ているようだが、嘉手納町民である私たちに一切関係ないし、事実、有事の避難訓練などない。米軍は米国人の避難は想定しているが、私たちうちなーんちゅを救ってくれるのだろうか。安倍首相の説明では、避難支援をしてくれるように聞こえるが?安倍首相の説明は、その場しのぎの嘘にすぎない。

No.6 126ヶ月前
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