安倍首相は5月15日の記者会見で次のように述べている。
「今や海外に住む日本人は150万人、さらに年間1,800万人の日本人が海外に出かけていく時代です。その場所で突然紛争が起こることも考えられます。そこから逃げようとする日本人を、同盟国であり、能力を有する米国が救助、輸送しているとき、日本近海で攻撃があるかもしれない。このような場合でも日本自身が攻撃を受けていなければ、日本人が乗っているこの米国の船を日本の自衛隊は守ることができない、これが憲法の現在の解釈です。(PKO関係省略)
皆さんが、あるいは皆さんのお子さんやお孫さんたちがその場所にいるかもしれない。その命を守るべき責任を負っている私や日本政府は、本当に何もできないということでいいのでしょうか。内閣総理大臣である私は、いかなる事態にあっても、国民の命を守る責任があるはずです。そして、人々の幸せを願ってつくられた日本国憲法
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コメント
米国の第一の同盟国英国が中国の経済力に屈服せざるを得なくなっている。この一年で、大きく世界の力関係が変わることがわかっているから、米国は焦っているが、日本が付き合う必要はなく、一年は様子見を決め込んだほうが国益にかなうのではないか。
>>5
全くそう思います。強いて言えば、一年と言わず、折角取ったオリンピック開催まで、世界の様子を観ながら、全方向微笑外交に徹するのが最も実りある成果を上げると思うのですが、とても残念です。
日本の国会議員は貴兄がおっしゃるように米国にがんじがらめになっているのみならず、私の診断では深刻なSINOPHOBIAという病気に罹っています。この病気は心をやられますから、全体像が見えなくなってしまっています。本当に残念ですが、後戻りできないと覚悟してるんですけど。平和憲法が私のバイブルですから、平和憲法に磨きをかけてライフボートを演じさせなくちゃと思ってます。
>>6
先人たちが、苦労して日中友好条約を結び、戦後を脱皮できたと喜んでいたが、どういう目的があって対立するのか分からないが、中国と対立してしまう。時には対立があっても構わないが、対話外交がまったくできない状況に追い込んでしまう。ベトナムに遠く及ばない。民主主義の基本である議論をするという学習が欠けているといえます。党首討論を聞いていてもまったくかみ合わない。ジェスチュアーを交えて自分の主張を繰り返すのみ。相手の話を聞こうとしません。これではお友達ではない中国と外交交渉などできないなと納得しています。戦争は対話がなくなり自己主張が強くなりすぎると起きることを理解せず、相手と真摯に議論する頭脳がなくてはいかんともしがたい。
(ID:18982160)
仕事や旅行などで外国に行った時に、付近で武力紛争が始まったとして、米軍だろうと自衛隊だろうと、武装した組織に救助を求めることは、最も紛争に巻き込まれる危険が高い選択です。
武力紛争は決して突然起こる訳ではなく、必ず前兆があるはずですから、早めに自力で非難することが必要です。
また、米軍は米国人やグリーンカード所有者などについては保護をすることが任務になっていますが、「日本人の保護」という項目はないと思います。5月15日の記者会見での発言は、「福島の汚染水はアンダーコントロール」や「日本の原発は世界一安全」と同様のウソだと思います。