安倍政権の特徴は、露骨な脅しとアメ提供に何ら躊躇しない点にある。
今、安倍政権の最大の課題は集団的自衛権である。
安倍首相は閣議決定を明言、「22日の今国会会期末までの閣議決定」にむけ攻防が激しくなっている。
閣議決定には公明党の太田国交大臣の賛成を必要とする。
したがって、公明党の対応が一つの鍵を握る。
この中、創価学会広報室は見解を発表している(5.17産経新聞)
「 私どもの集団的自衛権に関する基本的な考え方は、これまで積み上げられてきた憲法第9条についての政府見解を支持しております。したがって、集団的自衛権を限定的にせよ行使するという場合には、本来、憲法改正手続きを経るべきであると思っております。集団的自衛権の問題に関しては、今後の協議を見守っておりますが、国民を交えた、慎重の上にも慎重を期した議論によって、歴史の評価に耐えうる賢明な結論を出されることを望みます
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コメント
「 この難局に、公明党だけが頼りとは情けない。何故、国会にデモをしようとする動きが出てこないのであろうか。著名な言論人はどうしたのであろうか。」とのご指摘、まったく同感です。60年安保のとき、「岸を倒せ」を合言葉に連日、大勢のデモ隊が国会を取り囲んで激しく警官隊ともみ合ったりした時代をよくっているだけに、日本の将来にとって、まさに一大事のこの時期に、まるで国民全員が去勢されてしまったかのように、不甲斐ない様相を呈しているのが、残念で堪りません。
個人的には、及ばずながら、公明党の主要議員たちに激励のファックスを打ったりしています。それでも、もし声が集まれば、それなりの力にはなり得ると信じています。
>>1
孫崎さんが何をつぶやこうが、はたまた、younghopeさんがいくら孫崎つぶやきに同調しようが、それによって日本の政権が影響を受けることはないだろう。ましてや、米国や中国の行動においておや、だ。孫崎氏は自分のintelligence活動の経歴から外国の動きを知ったという意味では物知りかも知れないがただそれだけのこと。日本の政府が彼の知識を生かすことは不可能。それは彼自身が良くわかっている。もし政府が彼の知識と見識を外交政策に生かすことができると思うなら、かれがこんなところに書いているはずがない。要は日本国に米中ソなどと対等に腕相撲する力がないので、知識や見識を生かす方法が無いのだ。スパイとかintelligence、外交などと言うものは、基礎力(経済力+科学技術力)の無い国には無益だ。その意味では、日本が国際連盟を脱退した頃と今とで、何も変わっていない。残念ながらいくらintelligence活動しても無駄だ。孫崎氏はそれを知ったうえで、自分の知識を身すぎ世すぎのために切り売りしているだけ。
>>1
「権力と権力の戦い、小沢事件は凄まじい戦いであった」
小生は一般国民ですが、時間が経ってから同じように考えるようになりました。
では、小沢民主党を攻撃したもう一方の権力の正体とは何なのでしょうか?
戦時下から続いている硬直化した体制と、占領政策との結合体なのでしょうか。
でも小生は、自由と民主主義の国・アメリカは好きなのですが。。。
(ただ、イラク戦争は間違っていると思っていますが。)
本当のところを知りたいものです。
(ID:18367902)
「飴と鞭」、この世に支配層と被支配層があればなくならない物でしょう。
夫婦の関係、親子の関係、先生と生徒の関係、上司と部下の関係など、よくもあしくも、方便的に「飴と鞭」が欠かせない場合もある。
ただ、大きな問題は、己ないしは己のグループ、己の所属する党、己を縛る外国の意思を尊重するがゆえに、功利的、打算的に「飴と鞭」を使う場合は、他の主張を否定することになる。悪く言えば買収的行為であり、買収される側は、自分の置かれている立場がどういうものか、冷静に判断できれば、マスコミの論説委員も太田大臣も断るのが、言論人、政治家としての職業プロ倫理矜持なのでしょう。残念ながら、高邁な職業倫理矜持は、消えてしまったと見るのが妥当なのでしょうか。
権力と権力の戦い、「小沢事件」は凄まじい戦いであったが、あの事件の決着が現在の無気力な方向付けに直結しているのではないか。小沢氏は、米国と対立するのでなく対等の方向を目指したと思っているが、米国、自民党だけでなく身内の民主党、マスコミ、またマスコミに洗脳された国民によって、裁判に勝っても、政治力を奪い去られてしまった。
このときから、日本の従属化は決定づけられ、その役目を安倍総理が果たしているともいえる。
日本人は忘れやすいが、日本人全員の責任であることを踏まえ、この難局を乗り越えなければならないが、公明党だけが頼りとは情けない。何故、国会に「デモ」をしようとする動きが出てこないのであろうか。著名な言論人はどうしたのであろうか。口だけで行動力は全くないのであろう。