A―1「インドネシア、BRICS加盟」(時事)新興国グループ「BRICS」議長国のブラジルは6日、インドネシアのBRICS加盟を発表した。
BRICSは正式加入を認められながらも、未加盟とされるサウジアラビアを除いて10カ国体制となる。ブラジル外務省は声明で、東南アジア最大の人口と経済を誇るインドネシアの加盟が「(新興・途上国)グローバルサウスの協力深化に寄与する」と強調した。
インドネシアは、2024年10月に発足したプラボウォ政権のスギオノ外相が、BRICS加盟の意向を表明。加盟国の総意によってインドネシアの参加が決まった。
A-2 Indonesia Officially Becomes BRICS Full Member, Vows to Be Active: Jakarta Globe.
インドネシアが正式にBRICSの正会員となり、活動を誓う:
ブラジル外務省は公式声明で、BRI
インドネシア、BRICS加盟、計10か国。ウィドド前政権下BRICS参加にかなり躊躇。 ジャカルタのBRICS加盟は、プラボウォ新大統領による最初の主要な外交的動き。東南アジア最大の人口と経済を誇るインドネシアの加盟は大きい。「インドネシアは全ての人の友人であり、誰への敵ではない」
- 登録タグはありません
この記事の続きを読む
新着記事
- インドネシア、BRICS加盟、計10か国。ウィドド前政権下BRICS参加にかなり躊躇。 ジャカルタのBRICS加盟は、プラボウォ新大統領による最初の主要な外交的動き。東南アジア最大の人口と経済を誇るインドネシアの加盟は大きい。「インドネシアは全ての人の友人であり、誰への敵ではない」 15時間前
- トルドー首相党首辞任(自由党党首11年、首相9年)、本年10月までに総選挙。支持率保守党44.2%、自由党20.1%。移民問題、トランプの関税攻撃を巡り対応策で党内対立。 広く見れば主要自由主義諸国全て政権交代や不安定化。米、英、独、仏、低所得層困難→反移民→右傾化。伊は既に右派政権。 1日前
- 米国公衆衛生局長官がアルコールと癌の関連に警鐘鳴らす(CNN)「勧告は稀なもので、即時の認識と行動が必要な問題の為に確保。しばしば国民の健康習慣のターニングポイントになる。同報告書は7種類の癌に、アルコール摂取とがんリスクとの関連性が確立されていると指摘。 2日前
- WP[事故、病気、パートナーの浮気等トラウマ的出来事で目がくらむ時がある。何をすべきか?何もしないことから始める。痛みと闘えば闘うほど、痛みはより強く、より大きくなるという研究結果。自分の悲惨さと闘えば闘うほど、地獄に留まることになる。悲劇は悲劇として全面的に受け入れる] 3日前
- ドイツ経済の不振。ドイツ中銀も2025年の成長見通しを修正し、12月に1.1%から0.2%に下方修正。ハンデルスブラット研究所は、2023年に0.3%、2024年に0.2%のマイナス成長に続き、2025年には0.1%のマイナスになると予測。安価なロシア・天然ガスが途絶え、エネルギー高騰が一因。 4日前
コメント
コメントを書く(ID:19005377)
「BRICS諸国に100%の関税」とトランプが喚いていますが、あの単細胞のトランプでも米国の真の患部を知っているようですね。
トランプが関税を課す前に、ドルの暴落が米国を襲うでしょう。トランプやマスクはビットコインや金や農園にリスクヘッジしているから難を避けるでしょうが、米国民とドル本位の日本は困窮のどん底に落とし込まれるのです。
BRICSはドルのダウンサイドリスクが奈落のレベルにあることに嫌気さして現物資産本位制を視野に入れた経済金融貿易の世界共同体の構築を急いできたのです。
日本はどうするつもりなんでしょう。はっきり言えるのは米国が日本の助けになることは絶対ないのです。80年前のハイパーインフレーだけは避けねばなりません。ロシアが嫌いとか中国共産党が嫌いとか好き嫌いを言ってる場合じゃないのです。日本のエリートたちには命を懸けてソフトランデイングだけはやってもらわねばなりません。それにしても、日本の言論空間、政界の能天気ぶりは一体どこからやって来るんでしょう。
(ID:135017317)
昨年の11月に毎日は、つぎのような社説を書いている。「拡大するBRICS 世界の分断を深めぬよう」
-------引用ここから-------
トランプ前米大統領の返り咲きによって、米国の内向き化も進む。自由貿易体制が危機的状況に陥り、世界経済の下振れリスクがくすぶる中、先進国主導で構築された貿易や経済のルールに見直しを求める声があるのは確かだ。
だが、ブロック化が進めば、大国間の対立構図が強まり、「新冷戦」のような状況さえ生まれかねない。中露は、「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国に、陣営選択の踏み絵を迫るような振る舞いは慎むべきだ。
-------引用ここまで-------
https://mainichi.jp/articles/20241118/ddm/005/070/009000c
西側の身勝手やダブルスタンダードを棚あげて、暗にあくまでG7のルールによる秩序を固守したい意図が透ける。
まことに時代錯誤。トランプ2.0が確定している今、日米同盟も変容する可能性すらあるのに、未だに旧態依然たる世界観から抜け出すことができない日本人の思考回路の典型に思える。
ルールによる秩序は、冷戦後のパックスアメリカーナに過ぎない。そんなものが永遠に続くと考えるほうがおかしいとは思わないのだろうか?時代は変わる。
「インドネシア外務省は声明で、BRICS加盟は「平等、相互尊重、持続可能な開発の原則に基づき、他の発展途上国との協力と協力を改善するための戦略的一歩」であると述べた」とあるが、この声明のどこに、毎日社説にあるような“踏み絵“があるのか?上から目線で説教くさい“ルールによる秩序“から、BRICSにより、まさに世界は“戦略的一歩“を踏み出したのだ。私はそう期待している。
(ID:18367902)
ドル以外の共通通貨としてユーロが流通している。量的には拡大化が止まり、流通減少が想定できる。このようなとき、BRICS共通通貨加盟国として人口が多いインドネシアの参入は歓迎すべきものでしょう。BRICS経済圏が拡大すれば、ドル経済圏を相対的に縮小化させられるという皮算用が、実現する可能性が大きいかどうかが問われている。ドルを批判することは簡単であるが、流通通貨としてBRICS共通通貨に置き換わるには、ハードルが高く紆余曲折してとん挫しかねない。投資銀行として、AIIBを客観的に評価することも必要である。ADBに対して優位性を確保しているかどうか。