中国や韓国の大学生が積極的に米国等に留学しているに反して、日本人の米国などの留学は減少している。
留学生は何も発展途上国の学生が先進国へ行くだけではない。米国の学生もまた、中国などに積極的に留学している。
多分日本の学生の人々で留学することを考えている人はあまりいないであろう。
何故行くのか。
留学したって、その後の社会生活にさしてプラスになる訳ではない。
留学している時にはさまざまな苦労に会う。日本で友達と一緒で、与えられた課題をこなし、エスカレーター的に社会にでていけばよい。
時間が無駄である。金が無駄である。留学とは費用対効果がない。これが日本社会と思う。
留学と言うのは簡単に出来ることではない。
何よりもお金をどうするかという問題がある。
私とて、昔外務省に入ったのは、入れば海外の大学に留学できるということも魅力の一つであった。
もし、財
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コメント
>>3
「学問とは何か」と、問われると、なかなか簡単に答えられません。さまざまな学説があります。
私の理解する学問では、この存在世界における物質的現象、精神的現象の真実のあり方を探求することであり、あらゆる場所で組織として探求する場合もあるし、個々人がこの世の中で探求する場合もあります。大学だけでなく、この世の中で生きている自己を見つめ、本来の自己とは何かと問うことも学問であり、生死とは何かと見つめることも学問であると考えています。場所は関係なく、真実を求め追究しようとする姿勢があれば、学問をしている学道の人と見ています。探求する費用がどのぐらいかかるかと問われても、答えられるような費用でないことは確かです。
Oldjapさんの言う様に中国、韓国等、各国の留学生にはそれぞれの国の社会的、経済的背景があり学問の目的も様々ですが、コスト対効果の判断基準は各々違うでしょう。孫崎さんの趣旨は「日本と言う社会全体を考えた場合、内輪の仲良しクラブ社会では必ず行き詰る」から若いうちから(機会が有れば)異なる文化の蓄積を持つ人々とゼロベースで交流し人間力を磨けと言う事でしょう。例えばネットメデイア等で同じテーマに対するコメントでも日本の場合は声の大きい人の同じ意見を”そうだ、そうだ”と付和雷同し、一方向の末梢部分をこねくり回し、反対意見に耳をかさず強引に排除する様な風潮があり、自由に反対意見を戦わせ、論理を展開させる雰囲気がない。これが今の政治や外交問題の停滞をもたらしている。日本の未来を憂うご諫言ですよね。僭越ながら。
私は今まさにドイツに留学中の学生です。孫崎さんの言われていることは、本当に腑に落ちます。一年や二年で出来る事は、たかが知れています。留学で得られることは、知識やステータスというより、これまでの人生を見つめ直す事で得られる新たな価値観だと感じています。日本にいる時には気付けなかった社会にたくさんある嘘や凝り固まった価値観に日を追うごとに気付き始めました。
孫崎さんの言われているように、お金もとても重要なポイントです。留学するために様々な手を打って、お金を貯めました。普通に過ごして一年、無理して一年半ほど滞在出来る程度貯めるのに、かなり大変でした。それでも、日々出会う新たな出会いと感動には、費用対効果では計れない価値があると思います。学問における知識は、生きていく上では知恵に変えなければならないと私は考えています。そのために留学は非常に有効な手段だと私も実感しております。
(ID:32175174)
中国人の留学生の数が多いのは彼らの親が自国の将来に不安を感じているので、いざという時に国外脱出することを考えての先行投資の意味がある。シナ人は古くから、肉体労働者として世界各国へ移民してきた歴史があり、今、豊かになってきて子供たちを外国に留学させることは全く自然のことである。中国の学生が日本の学生に比べて学問に強い意欲があるわけではない。韓国はサムソン、ヒュンダイなどの少数の巨大財閥企業と他の企業の賃金格差が1つの理由であり、それらの一部企業が自国の大学の学歴を軽視し、外国の有名大学の学歴に頼ろうする結果、親たちが学歴(特に外国の大学の学歴)に対する猛烈な学歴崇拝主義に取りつかれているからであり、韓国の学生が日本の学生に比べて学問に強い意欲があるわけでもない。留学は学問を学び、研究をする上では、一般的にはコスト対効果で不利であろう。