日本は今、言論封圧の時代にある。その事態を正視すべきだ。
原発、TPP,アベノミクス、小沢問題などで発言したものが、テレビ、大手マスコミから次々消えていく。
こうした中、茶弁劇があった。
小泉首相の脱原発発言である。
「経済界では大方が原発ゼロは無責任だと言うが、核のゴミの処分場のあてもないのに原発を進める方がよほど無責任だ。 原発の必要論者は『将来はゼロにする方がいいが、今はダメだ』と言う。しかし、早く方針を出した方が企業も国民も原発ゼロに向かって準備もできる、努力もできる、研究もできる。
今こそ原発をゼロにするという方針を政府・自民党が出せば一気に雰囲気は盛り上がる。そうすると、官民共同で世界に例のない、原発に依存しない、自然を資源にした循環型社会をつくる夢に向かって、この国は結束できる。
(朝日新聞デジタル「小泉元首相『原発進める方が無責任』名古屋で講演」、
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コメント
>>3
Tsutomazuさんは今の若い世代の人たちの生活がいかに苦しいかと問題点を列挙していますが、実は今の若い世代の人たちの生活は半世紀前の同世代の人たちと比べて、素晴らしく向上していることも事実です。半世紀前の同世代の人たちは、自家用車、テレビ、エアコンなどは持っていませんでしたし、こともを様々の習い事の塾に通わせる余裕もありませんでした。しかし、だからこそ、子供を何人も生んで育てることができたのであり、今の若い世代はその裏返しで1人か2人しか子供を持つ事、更に、結婚すらできなくなっているのです。半世紀前の同世代の人たちは3畳一間のアパートでも新居としてそれほど世間体の悪いものではなかったのです。人間の欲望には限りがなく、常に夢を現実と比較して不満はたえませんが、それを国のせいにするのは理屈にあいません。なぜって、国家とは我々国民が金を出し合って(納税によって)いじしている共同体に過ぎません。国家がしていることは、民主主義の下(少なくとも王や圧制者のいないとことでは)、国民の総意、平均的な意見で運営されているのですから、国をそしることは天に向かってつばを吐いていることと同じです。
oldjap さんへ
あなたと話をしてもどこまでも平行線でしょう。ただ、「国をそしることは天に向かってつばをはいている」といわれては一言わざるを得ません。私は国の無策によって、さまざまな問題が出ているが、これでいいのだろうかと、疑問を投げかけているに過ぎません。満足であれば、それで結構なことです。また、孫埼さんを酷く非難していますが、一方ではさまざまな意見があっていいようなことも言っています。どうもあなたの言い方は、国、政府は国民の平均的な意見で進めているから、だまっていろ、体制に都合の悪い表現の自由は認めず、体制に都合の悪いことは言ってはいけないような言い方に聞こえます。受け入れるかどうかは、私たち個々人の問題です。あなたはあなたの考えることを言えばいいのであって、孫埼さんを批判することは、私を批判すると同じ様に、見当違いです。自己矛盾に陥っておられるのではありませんか。
>>4
あなたの論は、世の中は複雑で、簡単には決められないものであるというもので、結論は、現状追認、現状肯定です。
焦眉の課題、問題をどうすべきか真剣に論じること無く、上から目線で、茶化し、うやむやにする体制擁護論、いつもの論法です。
(ID:18367902)
民主党政権は自爆してしまったが、多くの業績も残している。民主党の責任のほうが大きいが、プラスよりもマイナスのほうをマスコミによって報道されたのは残念でした。小沢事件は、民主党政権であるから、まだあれだけの盛り上がりを見せたが、自民党政権であれば、おそらく違った展開になったのではないか。小沢氏は大変な被害を被ったが、米国に対しても、司法権力に対しても、マスコミに対しても大きなインパクトを与えたことは確かです。一方、かなりインターネットなどを通じて活発な議論も展開しました。
アベノミクスは、物価を上げて、消費税を上げる、ダブル物価上昇によって、デフレを脱却させるなどといっているが、なぜデフレなのかの視点がかけています。日本の物価が高いから価格が安くなるのであって、日本の価格が安すぎることはないのです。部品などの価格が上がって、今でも国際比較では高い賃金があげられるわけがないのに上げるといっている、理論的に成り立たないことを言っているのです。所得が増えなくては、国民の購買意欲が上がるはずはありません。消費が実質的に増えるのは、一部の高収入のクラスに限定され、GDPが上がっても、多くの国民は実感できないのではないか。いくら、憲法改正に進もうとしても所得が(アメ)増えなければ、なかなか困難であり、かえって挫折の方向になるような気がします。生活が苦しくなれば、さすがの国民も声を上げると期待しています。