tsutomizu のコメント

p_f さんのコメントを読みながら、若い人たちの環境がのびのびとした夢の持てる、将来展望を描ける環境にない国の無策が浮かんできます。
① 専業主婦を望んでも、共稼ぎでなければ生活できない。したがって、職場では、人員の削減が行なわれ、仕事の負担が増えているのに、家庭での夫婦分担の役割が増えている。
② 我々の年代ではどの家庭も、さまざまな事情があるとはいえ、一人は家に残っている。所得が少ないので、親に頼らざるを得なくなっている。
③ 会社は昔のような年功序列賃金の割合が極度に少なくなり、同じ仕事ではなかなか賃金が上がらない。
④ 給料の高い仕事は日本人だけでなく、他の国の人たちとの競争であり、狭き門になっている。
⑤ 公務員と違って、民間では、高い給料を得ると、自由な時間がなくなり、仕事=人生になっている。
このほか、私たちの時代では考えられないような厳しい環境におかれています。競争の原理にはめ込まれた車輪のようなもので、己の主体性を発揮できる場は、無機質な製品になってしまう恐れを抱きます。
戦争とか、アベノミクスなどに多くの人たちが関心を抱くような環境になく、どうせ国は我々のことなど何も考えていないのではないか、言っても無駄だといって、逃避するおそれを痛感します。最後は生活保障で生活できるなどと考える人が多くなるのではないかと心配になります。

No.3 135ヶ月前

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