進藤榮一著『アジア力の世紀』より:
「アメリカン・フットボールーアメフトと略称されるアメリカの国技だ。対する日本の国技は
相撲である。
この二つの国技の違いに、両国の外交文化の差が集約されている。
私はその差を、最初の留学先、首都ワシントンで、クラスメートと初めて練習試合をした時に痛感した。
「ボールは左に投げるふりをするから、お前は右に回り込め。そしてボールを取ってすぐ、敵の裏をかいて今度は左端のジョンに飛ばせ。」
試合開始前、綿密な作戦会議を行う。ハーフタイムごとに戦略を練り直す。まさに戦略と謀略ゲームである。 しかも重くて分厚い防具をつけて戦う。そして超ミニの華麗なチアガールはフィールドに繰り出し戦意を高揚させる。まさに重装備とソフトパワーで戦うゲームである。 対する日本の相撲は、まわし一本以外、何もつけない。土俵に塩をまき、不正をせずに技を競い合いますと観客の前で誓う
コメント
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戦争の最初の犠牲者は真実である。アイスキュロス
嘘だけが国家権力を必要とする、真実は自身の力で立つ。トーマス=ジェファーソン
古典の中に既に留意すべきことは書かれている。道具を使うことが文明人の証なら知識というソフトを軽んじる日本人は野蛮人なのではないか?
(ID:18367902)
跳舞草さんへ
私も理解に苦しみましたが、前後の文章の流れから、西京寺を、ウィキリークスに置き換えて読んでいます。
間違いかも知れませんが、ご参考までに。
(ID:33816504)
tsutomizu様
「西京寺」を「ウィキリークス」に置き換えて読むと、なるほど理解できました。ありがとうございます。