孫崎享のつぶやき

オリンピック東京決定。祝福と、安倍首相の汚染水説明の無責任さ。嘘と詭弁国日本

2013/09/09 07:08 投稿

コメント:11

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「2020年五輪 8日共同「東京に決定 56年ぶり2度目の開催」、私は心から祝福したい。オリンピックは素晴らしい。より高い水準を目指し競う。それを東京で実施できるって素晴らしいことでないか。」

これが私のツイッターである。

本来国民の多くがもろ手を挙げて賛成していいはずのものであるが、ひっかかるものがあった。東電福島原発の事故の処理が全く収束しておらず、事態は一段と悪化している事態が明らかになっている。

これに対する安倍首相の対応が酷すぎる。

(1)朝日新聞201398日(日)

「汚染水「現在も将来も問題ない」 プレゼンで安倍首相」

  安倍首相は7日午前2020年夏季五輪の招致演説で、東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて「状況はコントロールされている。決して東京にダメージを与えることを許さない」と強調した。その後の質疑で国際オリンピック委員会委員から根拠を

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コメント

私が言いたかったのは、原発という科学的、技術的な問題を論じるのに、孫崎氏の議論にはほとんど科学的、技術的な判断材料が示されていないという点です。具体的な意見ではありません。

No.9 136ヶ月前

oldjapさん、あなたはご自分の思いに近いから学者の意見を取り上げたのですよね。それに安倍さんの発言に同調するのも、あなたは将来原発は継続すべきだと思っているか少なくとも廃止すべきではないと思っている。違いますか?それに、安倍さんの発言はそんな軽いものではないと思いますよ。彼自身が、「多分安全でしょう、安全であることを祈ります」と思って発言したとしたらとんでもないことですし、そのように解釈するのが常識とするのはあまりに強引です。それとも日本的な解釈ですか。少なくとも英語圏の人々にはそのように受け取られませんよ。「絶対大丈夫です。首相の私が保証するから。」という意味ですよ。それに、嘘を言ってはいけませんよ。原発推進者の皆さんは反対を唱える方々を「何万年に1回の確率でしか起こりえない事故の可能性を論じるのは馬鹿げている」と嘲笑し、相手にしていませんでしたよ。ところが3.11後は、「このようなときに原発反対を唱えることは容易だが、原発の必要性を訴える我々は勇気がある」とアホなことを言っていました。「想定外」とは、「誰にも責任がありません」と同じに聞こえます。
細かい話はともかく、以前から疑問に思うことがあるのですが、いくら保守層にとって都合がいいとはいえ、安倍、麻生を首長とすることに日本のエスタブリシュメントは納得できるのですか。どう見ても多くの岐路に立たされている先進国のトップとして知性や教養に欠くと思うのですが。

No.10 136ヶ月前

oldjap さんへ
科学者を何か勘違いされているのではありませんか。基本的には、誰でも科学する心があって物事を観察して本質を洞察することであって、絶対的な科学者などありません。かえって科学を職業にしている人は、御用学者などと芳しくない冠言葉がつく場合もあるのです。あなたが絶対的信頼を寄せる科学者を否定するものではありませんが、全面的に正しく、孫崎さんが科学的でないということは、あまりにも一方的考え方ではありませんか。

No.11 136ヶ月前
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