自民党は20日、参院選公約を発表した。
TPPについては、多くの国民は自民党は「TPP反対」と思って投票した。特に農村部ではその動きが顕著だった。
しかし、公約をみれば決して、TPPに反対と言っていない。
「聖域なき関税撤廃」を前提とする限りTPP交渉参加に反対。
「“聖域なき関税撤廃”」を前提とする限り』と、「TPP交渉参加に反対」の2段構成になっている。
自民党の候補者は「TPP交渉参加に反対」を大きく叫んだ。そして小さな声で、「“聖域なき関税撤廃”」を前提とする限り』を述べた。もし交渉にあたって、「交渉しないわけでない」という言質をとれば、「TPP交渉参加に賛成」と言っている。
国民はこういう詭弁には弱い。
官僚や一部小賢しい政治家がこういう詭弁に長けている。
そして今や、自民党はTPP参加にまっしぐらである。
そして今度も同じ手口を使っている。
{TPPは守るべきものは守り、攻めるも
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コメント
自民党の資金力はすごいですね。明日は都議選。私の住んでる町にも安倍首相が応援演説にきます。たかだか数十分来るだけなのに、カラーの新聞折込チラシで告知。イメージ戦略にお金かけてます。
日本人の政治、つまり幸福追求の手段は相対的なものなのではという仮説。欧州の現代民主政治は現時点よりも社会がより幸福であることを追求するのものである。企業がより利潤を増加させる努力を惜しまないのと同じだ。
翻って日本国民の幸福は全体の中の自身の位置、社会的な位置づけによって決定される。この社会通念が維持されるためには上下関係が明確であるほど良い。よって国民が一つの価値観でまとまりやすくなる。つまり主流と傍流に覆しがたい格差を生じさせるのである。これは政党の選択の上で日本人がリベラル派を敬遠する理由の一つだ。
この政治論理は深刻な矛盾を孕んでいる。この場合の政治参加とは自身が主流に所属することを表明するだけで目的を達成してしまう。ゆえに、あらゆる政治的問題を解決することが二次目的化してしまうのである。
長々と書いたが私は日本人の処世術がもつ合理性そのものを否定したりはしない。重要なのは運用法である。人民の寄る辺とは民主主義であって時の権力者などでは決してないということである。卑屈な服従から得られるものなど苛政だけ。いい加減に日本人は恐怖によって破滅を招くのではなく恐怖を活用して破滅を避ける方向へ移るべきだ。
6/22を最後にメルマガが届かなくなりました。
迷惑メールフィルタ等の設定をしていないのでこちらの問題ではないと思うのですが。
(ID:24285107)
両親の呵責? 相変わらず変換ミス?が目に付きます。