ニューズウィーク:オピニオン「RFKジュニア:今日、私はアメリカ合衆国大統領の独立候補者であると宣言しました。」Newsweek:OPINION「RFK Jr.: Today, I declared myself an independent candidate for President of the United States of America.」
そしてそれ以上に、私は(現在の政治に)うんざりしているすべての人々と、希望を持っているすべての人々と私の声を合わせ、国全体のために新たな独立宣言を作成しました。
今日、私は利益を得るために私たちの政府を乗っ取った企業からの独立を宣言しました。
私はウォール街、ビッグテック、大手製薬会社、大手農業、軍事請負業者、そして現在議員の数を20対1で上回っている彼らのロビイストからの独立を宣言しました。
私は、隣人を憎み、友人を恐れるよう永遠に促す傭兵メ
RFKジュニア:今日私は米大統領の独立候補者であると宣言①政治をハイジャックした大手企業からの独立②傭兵メディアからの独立③エリート達からの独立④二大政党からの独立、1776年人々は死を覚悟し独立宣言に署名。今米国はこの独立宣言の理念から逸脱。だから新の独立宣言。
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RFKjrの無所属出馬切り替えに関する毎日の報道は、例によって全く問題の核心を無視していた。まさに、「隣人を憎み、友人を恐れるよう永遠に促す傭兵メディア」そのものだ。
「私はウォール街、ビッグテック、大手製薬会社、大手農業、軍事請負業者、そして現在議員の数を20対1で上回っている彼らのロビイストからの独立を宣言しました。」
RFKjrのこの発言は、毎日には一切書かれていない。永遠のパックスアメリカーナの夢を見続けているアメリカ帝国の傀儡日本では、このような発言自体がアメリカ帝国の治世を脅かす不規則発言のようなものかもしれない。
https://mainichi.jp/articles/20231011/ddm/007/030/087000c
それにしても、上記のRFKjrの発言を報道しないなら、本質を全く伝えていない。報道しない自由により、B層からますます思考力を奪うだけのメディアは腐敗堕落している。
RFKjrの以下の主張は、私の問題意識とほぼ重なっている。西側の金融資本主義やエリート支配の問題点を冷静かつ公正に見るなら、当然にたどり着く問題意識だ。
https://abcnews.go.com/Politics/rfk-jr-now-presidential-candidate-ukraine-vaccines-economy/story?id=100247005
マネーゲームや戦争により暴利を貪る一部特権エリートにより政治経済は乗っ取られている。そして、アメリカ帝国を総本山とする現代金融資本主義は行き詰まりを迎えているのは明らかだ。アメリカ帝国国債価格の下落、長期金利の上昇、ウクライナ敗北、覇権低下。アメリカ帝国の自滅の兆候はアチコチに見えてきている。
DS、軍産複合体、戦争屋、Uniparty等様々な呼称はあるが、いずれにせよ、西側諸国は特権エリートとその他の被統治者に分断されている。だから、最早民主主義なるものは空疎な幻影でしかなくなっている。アメリカ帝国の覇権が覆う世界は、「天井のない監獄」と同じだ。
ここに世界的にポピュリズムが台頭する理由もあるのだろうと考えている。その意味で、私は反エリート運動という観点でのポピュリズムを否定するつもりはない。今は、DSや軍産複合体等、特権エリートに対するアンチテーゼが必要だ。
ポピュリズムでも、名もなき大衆の怨念の爆発でも、何でも良いから、西側エリートを打倒する言説に期待している。その点でRFKjrは頼もしい存在だ。
しかし、日本に目を転じると、残念ながら、新聞しか読まない日本の高齢B層にも、テレビのワイドショーしか見ない一般B層にもRFKjrの言葉は届かないのだろう。
日本は衆愚政治の完成形と言えるだろう。
(ID:19005377)
>>7
全く同感です。
(ID:18471112)
RT 10 Oct, 2023
ケネディ・ジュニアの無所属での大統領選出馬は、有権者にとって単なる選択肢の幻想か?
https://www.rt.com/news/584592-robert-kennedy-independent-illusion/
RFK Jr.が民主党からの出馬を取りやめ、無所属で大統領選に出馬した-
タラ・リード記
RT寄稿者、作家、地政学アナリスト、元上院議員補佐官
月曜日、ロバート・フランシス・ケネディ・ジュニアは、民主党からの出馬を断念し、代わりに無所属で出馬することを発表した。
この発表は決して衝撃的なものではなかったが、それは民主党のエスタブリッシュメントや彼の兄弟でさえ、ジョー・バイデンの対抗馬として出馬していた同候補を激しく非難した後だったからだ。民主党はRFK Jr.の立候補をメディアから締め出し、YouTubeは彼のインタビューの一部をプラットフォームから削除していた。
バイデン政権はまた、RFK Jr.の選挙運動が「ありふれた死の脅威とは別に」信頼できるリスクを詳述した報告書を提出したにも拘わらず、シークレットサービスによる警護の要請を拒否した。CNNの説明によれば、RFK Jr.は「主要な」候補者とは見做されておらず、いずれにせよ選挙サイクルには早過ぎることから、彼にそのような保護を与える根拠はなかった―但し、テッド・ケネディ上院議員という前例の存在を除いてであり、RFK Jr.の叔父である彼は、1980年の立候補を発表する前からシークレットサービスの保護を受けていた。 この決定は、他の2人のケネディ氏―ジョン・ケネディ大統領とロバート・ケネディ上院議員(RFK Jr.の父親)―がどちらも前年に暗殺されたという事実によって正当化された―その家族史はRFK Jr.も共有するものだが。最近、RFK Jr.の演説中に、弾を込めた銃を所持した米国保安官に成り済ました男が逮捕された。 それでもバイデン政権は動こうとしなかった。民主党全国委員会は、明らかにバイデンの後任としてギャビン・ニューサム(カリフォルニア州知事)を控えさせておきつつ、RFK Jr.は無視してバイデンの守りを固めた。
RFK Jr.は、家名と政治的英雄を切実に求める国民の声を頼りに出馬する。環境汚染と闘い、大手製薬会社の貪欲さを訴えた実績がある。彼は、情報機関の腐敗や軍産複合体の戦争マシンに対する反撃を訴えている。「統一党」を止め、言論の自由を守り、終わりのない戦争を止め、腐敗した政治家の責任を追及する。
これらは全て、両党に居場所がない政治的ホームレスが聞きたいことだ。しかし、それだけで2024年の大統領選挙に勝てるのだろうか?RFK Jr.はエリート体制を罵倒しているが、彼がその一員であることは間違いない。
彼の息子コナーは、ウクライナのためにロシアとの現在の紛争で戦った。彼の義理の娘はCIAで働いている。彼の一族は、恐らく英国王族に次いで政治的に有名であり、気骨あるアイルランド系米国人としてのルーツ、労働者階級のために戦ったのは、もう何十年も前のことだ。
RFK Jr.の真の「繋がり」を示すもう一つのシグナルは、最近のイスラエル/パレスチナの暴力に関する彼の非難演説に表れている。彼は「いわれのない攻撃」といった言葉を使い、パレスチナ民間人の悲劇的な死者数にも拘わらず、イスラエル側に立っていることを明らかにした。平和を呼びかけるどころろか、新自由主義者や新保守主義者のタカ派に便乗したのだ。彼の立場は、反戦を唱える左右両派の怒りを買った。
問題は、彼の立候補が重要なのかということだ。バイデンに対する世論調査は依然として悲惨なほど低く、30%の支持率で推移している。トランプにはまだ強力な支持基盤があり、最近活気付いたのは、宿敵ヒラリー・クリントンがMAGA支持者を「脱洗脳」が必要な「カルト・メンバー」と公言したことに因る。その一方で、彼女は場の空気を読むことが全くできなかった。
RFK Jr.によると、彼はバイデンとトランプの両方から票を引き抜くことを望んでいる。彼が選挙に与える最終的な影響はまだ分からない。多くの無所属候補は、投票用紙から名前が削除されるか、全く立候補できない。ケネディを支援するスーパーPAC「American Values 2024」は、彼が無所属での立候補を表明してから6時間以内に1100万ドル以上を集めたという。多くの支持者は、ケネディを、その有名な家名をもってしても、真実の語り部であり、アウトサイダーの破天荒な人物と見ている。
最近の全国世論調査によれば、有権者の7人に1人がケネディを支持している。 有権者の満足度が高い選挙において、これは大きな意味を持つ。ギャラップ社の最近の世論調査によれば、米国人の実に63%が第三政党の候補を望んでいる。これらの要因が全て、トランプやバイデンからより多くの票を引き離すことに繋がるかどうかは、まだ分からない。
しかし、一つだけはっきりしているのは―バイデン側エリート層の防衛を突破するには、全ての候補者にとって乗り越えねばならない大きな障害があるということだ。それは、トランプにとっては、91の重罪容疑と様々な箝口令であり、体制側がバイデンへの対抗馬を排除しようとすることに因る。ケネディにとっては、メディアによる弾圧と、彼の名前を投票用紙に載せないようにするための潜在的な努力に加え、全ての無所属候補が直面する通常の苦しい戦いがある。
結局のところ、米国の選挙という政治劇場の ごまかしだらけの中で、RFK Jr.は、彼が著しく敵対している「統一党」体制を実際には危うくすることなく、有権者が待ち望んでいるもの―つまり、選択肢という信じられる幻想を与えるのに十分なだけのショーを演じるのかもしれない。