A-1「戦闘激化、計1100人死亡 イスラエル・ハマス衝突、パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスとイスラエル軍の戦闘が激しさを増している。双方の死者数は8日、1100人に達した。イスラエルのネタニヤフ首相は7日夜「ハマスを無力化する」と宣言した。イスラエル軍による地上侵攻の可能性が取り沙汰されている。イスラエルメディアによると、7日に始まったハマスによる攻撃の死者は少なくとも700人にのぼった。けが人は2000人超となった。」(日経)
A-2中東、止まらぬ暴力応酬 ヒズボラもイスラエル攻撃
イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃は異例の規模となった。イスラエルは攻撃を阻止できず、暴力の応酬が拡大する恐れが高まっている。国連安全保障理事会は8日、非公開会合で対応を協議するが、衝突の行方は混沌としている。
一連の攻撃でイスラエル側の死者は少なくとも600人にのぼり、ハマスの戦闘員の侵入を許し
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
-
これまで個人に関する 3 つの生物学的説明は、免疫系、脳、ゲノムが中心。しかし近年マイクロバイオーム(微生物の総体。消化器・皮膚、口腔、鼻腔、呼吸器、生殖器など人体が外部環境に接する所に特徴的な微生物群集が常在)が上記3要素に与える影響が注目され、「外的」支配。
-
一覧へ
-
引用ロスキレ大学准教授「ハマスこの作戦には驚くべきことや理由のないことは何もない。それは単にイスラエルの安全対策の欠陥の結果ではない。これは、何十年にもわたってイスラエル入植者の植民地支配と占領に直面してきたパレスチナ人民から想定されうる反応だ。」
コメント
高岡豊は問題もある書き手ですが、これは、わりあい正しい見通しだとわたしはみています。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3df29bd6621ffe0ddf4a66bf90feafd9285aa019
ハマスは別にパレスチナを代表していない。そこに問題の複雑さのひとつがある一方、中共が中東和平に本気なら、ハマスをなんとかできた可能性もあるとおもっています。
今回は、孫崎さんのタイトル、
英国ガーディアン紙分析「ハマスは支配できるわけではない。パレスチナ側の主導権を握ることを意図。短期的には、進行中のサウジ・イスラエル間関係樹立の阻止を意図。戦線拡大。イラク、シリア、レバノンにおけるイスラム抵抗運動」への広範な訴え」。拡大が一つの焦点。ヒズボラが呼応
のとおりだとおもいます。
>>15
>サウジがイスラエルと和解するのは、別に米国に命令されて仕方なくやってたわけじゃありませんよ。サウジはサウジの自国第一を追求しているだけです。
だれもアメリカ帝国の命令云々のハナシはしていない。
むしろ、アメリカ帝国の覇権低下によりイスラエルはサウジと和解したい、バイデンは、中国をだしぬく形での中東和平の仲介により、2024年の大統領選挙でのアピールポイントにしたい。
つまり、サウジに主導権があると言いたかっただけだ。
https://www.middleeasteye.net/opinion/saudi-israel-normalisation-deal-architect-will-who
「現実問題として、サウジとイスラエルの取引は実現するだろう。本当の問題は、誰がその立役者になるかだ。この3者は仲良しでもなければ、互いに好意を抱いているわけでもない。彼らには特定の利害関係がある。
一説によると、ジョー・バイデン米大統領は、2024年の大統領選に向けた重要な外交政策の成功として、この協定の侍女になりたいと考えているようだ。懐疑的な有権者に対して、バイデンは多くを語ることはできない。バイデンはまた、サウジアラビアが中国に接近することを望んでいない。」
何が「いっちょかみ」だ?事情通でもなんでもないのは、オマエも同じだろうが。
オマエこそ、アメリカ帝国に事態を収束させる力がないことを認めながら、BRICSがどーのこーのと、何言っているのかサッパリ分からない。非論理というものだ。
イスラエルはサウジと和解せざるを得ないとしても、パレスチナ側を無視することは許されない。
そのためには、アメリカ帝国がクビを突っ込まずに、イスラエルがパレスチナ、アラブ諸国に哀願するくらいが丁度いい。
要するに、パレスチナ、中露、アラブ諸国主導による和平の枠組みが必要だ。
だから、アメリカ帝国はクビをつツッコむな、と書いた。
(ID:13458971)
3月ごろにイランとサウジとが接近するというニュースがあったとき、ここでは、中共を上げる感想が中心だったと理解している。
そのころわたしは、サウジ等とイスラエルとが接近しているなか、さらにサウジとイランとが接近すれば、パレスチナが疎外感を感じるのではという趣旨を書いたはずだ。中共は経済的利益を追求するだけでなく、中東における汚れ仕事も引き受けるのでなければ、責任ある大国ではないという趣旨も。
わたしの危惧は最悪のかたちであたった。記事中の、「ハマスは(略)自らをより広範な外交に押し入れる手段としてこの紛争を引き起こすことを選んだ」という見解のとおりだとおもう。
インドはいちはやくイスラエル側にたち、サウジとイスラエルとの関係改善は頓挫し、イランはハマス等の背後にいるのではないかとも取り沙汰され、さらにそのうしろにはロシアの影もちらつく。そして中共の存在感は現時点でまるでない。なにがBRICSか、ということを率直に感じる。