孫崎享のつぶやき

読み人知らず。論考「ウクライナ戦争にどう向き合うか」惨劇には言葉を失う。国そのものが廃墟になり、その出口が見えない。この戦争に日本がどう向き合うべきか、言い換えれば、「東のウクライナ」にならないためにはどうするか、日本の幸せの思想が出発点、

2023/04/21 05:47 投稿

コメント:20

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読み人知らず。論考「ウクライナ戦争にどう向き合うか」
今、ウクライナ戦争にどう向き合うかが問われている。その向き合い方によって、日本の進路は真逆なものになるのではないか。
■二つの「東のウクライナ」
 今日、ウクライナの惨劇には言葉を失う。国そのものが廃墟になり、その出口が見えない。
 このウクライナの悲惨を見ながら、そこに近未来の日本の姿を見、警鐘が鳴らされている。
 岸田首相は、今日のウクライナに明日の東アジアを見て、防衛力の強化を訴えた。
 そこで想定されているのは、中国による「台湾有事」だ。それに対抗して、「反撃能力」が言われ、「専守防衛」が古語にされながら、防衛費の倍増が当然のこととしてまかり通っている。
 一方、「東のウクライナ」には、全く異なるもう一つの意味がある。それは、ウクライナのように、米国の代人に押し立てられて戦争するなという意味だ。
 同じ「東のウクライナ」でも、全く違った意味。それは明らかに、ウクライナ戦争に対する見方の違いに由来している。

 

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コメント

>>25
わたしが、日本の核武装を盲目的、無思考で否定してはならないというとき、
日本を攻撃するもっとも現実的対象は、日独の核武装をなにがなんでも阻止しようと
核拡散防止条約をこしらえた国、今現在日本を属国としてアゴで使っている国との
緊張が高まるはずであるから、その国からの防衛が最優先です。

核武装を否定したら日本の自立、真の独立国家となるのはたいへんに
むずかしいと考えるからです。

その国はおそらく日本に対して一瞬も気を緩めていない。

それが証拠にIAEAの査察官は大半がつねに日本に張りつき見はっています。
マスコミはそのことを報じませんが。
日本はその国にいかに恐怖を与えているか。

恐怖はそれを発する対象に対して攻撃的になる重要なインセンティブとなります。

かつてトランプは中国を脅すために日本の核武装を許可しようかと匂わせました。
トランプはいかにものを知らないバカであるか、中国は笑ったでしょう。

やれるものならやってみろと。

わたしもものを知らないトランプがよいと思います。

No.26 18ヶ月前

わたしは中国が日本を攻撃するなど一度も心配したことはありませんよ。
時が静かにすぎてくれれば世界一の超大国になることが約束されている国です。
だから、静かに大過なく時よすぎてくれと願っています。

中国は、主体的な意思では日本であるか否かを問わず戦争などしません。
近未来では。

どこかの国がよほど愚かなことをしない限りは。

No.27 18ヶ月前

>>26

>核武装を否定したら日本の自立、真の独立国家となるのはたいへんにむずかしいと考えるからです。
 
 そうした見解は理解できます。

 しかし、私は仮想敵をどこの国に設定するかどうかに関わらず、超大国の軍事力には勝てない、と考えています。だから、核武装は不合理な選択だと考えています。

 自立、独立という問題は、核武装の有無というより、戦後日本人の思考様式やメンタリティに負うことが大きいと考えています。

 世界の趨勢を見極め、考えを180度変えられるかどうか?洗脳を自ら解くかどうか?問題はその点にあると考えています。

No.28 18ヶ月前
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