孫崎享のつぶやき

警告!日経「日本の研究開発力の低下は危険水域に」分野別に引用された数がトップ10に入る“優れた論文”をまとめた時の国別シェア。日本は1997年―99年世界の6.1%で4位、17-19年で2.3%の10位。中国は13位だったのが米国を抜いて世界←位。

2021/10/05 06:16 投稿

コメント:9

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日経新聞は、8月29日「日本の研究力、低落の一途 注目論文数10位に」という表題で「「科学技術立国」を掲げる日本の国際的な存在感が低下している。文部科学省の研究所が8月上旬にまとめた報告書では、科学論文の影響力や評価を示す指標でインドに抜かれて世界10位に落ちた。世界3位の研究開発費や研究者数も伸び悩んでおり、長期化する研究開発の低迷に歯止めがかからない。」等を報じた。
 日経10月2日夕刊は「日本の研究力低下しているの」「日本の研究開発力の低下は危険水域に」を報じた。
掲載のデータ
(1)分野別に引用された数がトップ10に入る“優れた論文”をまとめた時の国別シェア
 国名   2017年―19年の平均シェア    1997年―99年の平均シェア
      順位    %            順位    %
 中国    1    24.8          13    1.4
 米国    2  

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コメント

失礼、

日本の右派は菅直人と今はなき民主党に表彰状を。
と、書こうとしたのです。

No.7 38ヶ月前

総理大臣が、小学生でも読める漢字が読めない、
ことが発覚した時、当然起きるはずのことが起きない。
逆に在職最長記録を更新してまう。

日本はもう終わるのかもしれません...

No.8 38ヶ月前

人口が大きく経済的にも強い国、あるいはいまどんどん経済成長している国の研究開発力が伸びているのは当然といえるが、そういうなか比較的日本に近いといえる英仏が効率よく成果をだしているようにみえる。今後の政策的にはここらへんを研究してみてはどうだろうか。もっともこれらの国々も日本よりもずっと経済成長はしてきたのであり、やはり今後どのように日本が経済成長していくかがカギとなる。

日本の歴史としてみれば、単独講和と日米安保条約との引き換えに得られた所得倍増・高度成長の果実を、経済的には停滞していたこの三十年、高齢者福祉等の充実にささげてきた(研究開発力の充実にあてる手もあったはずなのに)。

高齢者のお尻の拭き方の研究・実技も重要だが、そういうことだけにチカラをいれていても日本の研究開発力は伸びない。そして、経済成長していかなければ、高齢者のお尻をていねいに拭き続けることもできない。

やはり経済成長がカギとなるのだろう。もう経済成長なんかいらないというような評論をみかけたりもするが、現在与えられているものによる贅沢に慣れすぎたゆえの世迷言なのであろうとおもう。

No.10 38ヶ月前
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