G7サミットは共同宣言を採択し、13日閉幕した。
G7サミットは発足以来、時々の主要外交課題を網羅し、見解を発出する、今回も、コロナ対応、経済回復及び雇用、貿易、先端技術、気候変動・環境、等を協議している。
 だが今回のG7サミットの主要議題は、米国が厳しい中国批判を共同宣言に盛り込もうとし、欧州諸国は非難のトーンを弱めたいとし、その攻防にあった。
 ワシントン・ポスト紙は「G7は米国の要請で中国に対しより強硬な立場を取る(G-7 takes stronger stand against China, at U.S. urging)」と報じている。
 共同宣言を見ると、① 台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す、東シナ海及び南シナ海における状況を引き続き深刻に懸念し、現状を変更し、緊張を高めるあらゆる一方的な試みにも強く反対する、⓷特に新疆や香港との関係で