change のコメント

コロナに関しては、公衆衛生に伴う感染症学者、厚労省医官と臨床・治療を主体とする医師・医師会の組織力をどのように利用していくかが、行政府に求められたが、最初から最後まで両陣営の医学者に翻弄されたというのが実態である。

行政府が笛吹けど踊らず翻弄された点は、感染症に対する総合的医療を司る部門がなかったことです。無能な功労大臣、コロナ大臣、ワクチン大臣では大きな組織・人材を動かせなかったといえる。

その実例は、①PCR検査を行政府(首相)が記者会見で約束してもスムーズに実現できなかった。②行政府が感染者病棟を建てる予算措置をしても、感染病棟が実現しなかった。③ワクチン接種を実施しようとしても医師会・看護師会の全面的協力が得られず、自衛隊とか歯科医師、薬剤師などを超法規的に要請せざるを得なかった。

パンデミックコロナの感染状況把握を数量的に把握できる人が、感染症学者にいなかった。したがって政府助言の方向性が間違ってばかりしていた。

第4波に関するコロナ感染予測は、感染症学者、マスコミ・国民が数量学者の高橋氏一人の予測に負けてしまっている。高橋氏は、やるべきことをやれば恐れることはなく、「さざ波」程度であり、ワクチン接種が進むと同時にインフルエンザに準ずる数量になるといっていたが、現在200~400位であり、感染症学者が予想する大きな波は襲ってこないとみられる。インフルエンザ程度の対処になっていくのでしょう。

学者、医師がマスコミ・国民と同じように評論家になって国の方向性を間違えさせようとしていた責任は野党・マスコミに問われるのでしょう。

「中国」の「一帯一路」で問われるべきは、「債務の罠」で身動きできなくなっている国々に救いの手を伸べることであって、中国に対抗して新たな「一帯一路」を孫崎さんが期待しているのであれば、大きな間違いである。

No.1 42ヶ月前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細