A-1 周恩来・キッシンジャー機密会談録
米中間においては、台湾問題は極めて重大な問題です。
米中が関係を改善しようとした時に、いかなる約束を米国はしたでしょうか。『周恩来・キッシンジャー機密会談録』を見てみます・
第一回会合 1971年7月9日
・周恩来首相:合衆国政府は台湾は中国の一部だと考えていました。1949年から
50年の初めのころです。それまでに台湾はすでに祖国に復帰していました。中国が祖国です。
米国は、台湾に対してもほかの中国の領土に対しても、領土的な野心はないと述べていました。それゆえ合衆国は中国の内政問題に干渉する意思はなく、中国の人民に内政問題の解決を任せる、と宣言していました。
その姿勢は当時のどの文書にも書かれていました。
その後しばらくして朝鮮戦争が勃発し、貴方方は台湾を包囲し、、台湾の地位は未定だと宣言しました。今日にいたるまで、貴国のスポークスマンはそれが貴国の立場
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高木仁三郎氏(2000年死亡)は物理学者。福島原発等に『考えられる事態とは、地震とともに津波に襲われた時 』を警告していた。老朽化原発についても、強い警告を出している。高経年原発の復活の動きがある中、彼の警告を聞くべし、著書『原子力神話からの解放』
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ワシントン・ポスト・コラムで、バッハ会長を「ぼったくり男爵」と呼び、「IOC収益を自分達に、費用全て開催国に押し付ける。今莫大な医療負担を日本に強いる。日本は“損切”で対応すべし」と強調。別途桑港クロニクルも世界コロナ下、今夏の東京五輪中止すべし
コメント
ま、フレデイさんは、「旅路」をへて、中国に対する考え方が少しかわったんでしょう。それならば、とてもいいことだとおもいます。
> ほとんどの部分に賛成します。朝鮮戦争が起こらなければ、何の問題もなかったと思います。
9割 相手への誠意、共感を示して騙す詐欺師の典型でないか。
正誤表-
誤)
「朝鮮戦争が起こらなければ」
正)
「米国の 米国による 米国のための朝鮮戦争を『起こさなければ』」
> 理由はどうあれ...我々の外交政策のいくつかの原則が絡んでしまっています。
「理由はオマエ達の覇権拡大に決まってるだろーが!テメエ勝手なことばかり ほざくな!」━まさに元祖「楊潔チxブリンケン会談」だ。
水墨画の中国にしてデジタル的主張を譲らない一方、白黒つけたがる米国があくまでアナログ的曖昧さで虎視眈々と獲物を仕留める機会を窺っている様が見て取れる。「ソ連がキューバでやろうとしたことを、米国は台湾でやるつもりだ」━周恩来には全てお見通しだったのでないか。
1949年終わり金日成が代表団をひきつれて訪れ、スターリンと協議した。北朝鮮人は南朝鮮を銃剣の先でつつきたがっていた。云々。
スターリンが心配していたのはアメリカが介入することだったが、我々は、もし戦争が迅速に展開すれば―むろん金日成も素早く勝利を収めうると確信していたが―アメリカの介入は避けられるとする考えに傾いた。
https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1905139
米軍が鴨緑江に迫った時、中国内は戦争参加に向け、指導部の意見は割れていたのです。
林彪、高崗、は反対ないし消極派です。積極的参入は毛沢東、周恩来だけです。後々の中国政治を見れば、この時、反対ないし消極派であった人々はその後、失脚していきます。
https://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1908635
(ID:18367902)
中国と領土的には関係のない米国が、一方的に台湾の領土問題を決めるというのは納得できない。
最低限米国は台湾の意向をよく聞いて台湾が納得できる形で決着する必要性がある。大国中国が力で統一しようとすれば台湾の抵抗は当然起きる。反対に、中国本国と違う形態をとれば中国本体の人民から同じような形態をとることの要求が強くなり国家支配ができなくなってしまう。
中国は本国の支配形態が支配者に都合がよいから本国の形態(言論の自由が封鎖される)方式を譲れないことになる。
韓国は後見人の言うことを聞く意思がないのに、北朝鮮は中国・ロシア、韓国は米国と二つに分かれているが、北朝鮮は全面的に中国・ロシアの支配下になることはしない。同じように韓国も米国の言うことを全面的に聞かない。お互いに、北朝鮮は米国と交渉し、韓国は中国に接近している。
近隣諸国で中国と米国の綱引きがあり、日本は米国依存の方向性を明確にしていかなければならなくなっている中で中国との兼ね合いをどのようにしていくか、非常に難しい状況にある。中国に対しては態度を明確にしていく方が得策のような気がしている。バランスをとろうと心配するのは馬鹿げているのかもしれない。