バイデン政権は対中強硬姿勢をその中心に据える方針。政権重要人物がこのラインで発言。ホワイトハウス・サキ報道官が1月25日「ここ数年中国は国内でより権威主義的になり、国外ではより自己主張を強めている。中国政府は安全保障、繁栄、価値観で大きな挑戦を挑んでおり、我々も新たなアプローチが必要だ。同盟国等と協議する」と述べたのが典型である。
 実はこの方針は、過去のバイデンの動きを見ると、大きい違和感がある。バイデン副大統領が習近平副主席の招待で2011年訪中、逆に返礼として習近平副主席の訪米が2012年。習近平の訪米中はバイデン副大統領が国内旅行に同行するという破格の扱いを行っている。
 このバイデン・習近平の関係を利用し、バイデンの息子ハンターは対米投資会社を設立し、富を築く。その過程においてダイヤモンドの寄贈を受けるなどの疑惑がある。この疑惑は十分に解明されていない。どこかの時点でまた、政治課題