コンスタンチン・シモノフは1915年生まれ。従軍記者として各地の戦線に赴きます。「詩・私を待っててください(Жди меня)」は女優で妻のヴァレンティナ セロヴァ」に奉げられた詩で、もともとは公開を予定されない個人的な詩です。だが友人に示し、それが世に伝わって、いくつかのバリエーションがあります。この詩は結局1942年1月プラウダ紙に掲載されます。戦争中この詩は兵士の間で高い人気を得ます。
今日でもロシア人の間で最も親しまれている詩での一つで、男優も女優も朗読しています。各々が自分のスタイルで朗読する、如何に異なった表現をするかに驚きます。
セロヴァは1930年代、40年代最も人気のあった女優です。シモノフが従軍記者として働いている間に、セロヴァはロコソフスキー(最終経歴元帥、スターリングラード攻防戦で戦果)との関係が噂されました。それを知るとこの詩の悲しみが一段と伝わります。
「私を待
随想㉛コンスタンチン・シモノフ「私を待っててください」1941年作
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コメント
コメントを書く(ID:21835634)
>>1
だいたい同感ですね。
別離の時、パートナーが自分以外の相手を見つけるなど
どんな世でも普通にあることです。
いや、別離でなくともぜんぜんよくあること。
なぜこんな詩がロシアでそんなに人気があるのかわからない。
(ID:18471112)
いつもの如く件の従軍記者も大女優も知りませんでしたが、ググると女優氏は不幸な最期を遂げたようだ。
一方では「女は待たない」とも言われる。格言「女心と秋の空」が証拠だ。
日本の「単身赴任」など米欧の女性には考えられない、そんなことになったら離婚だ━と聞いたこともある。本当かどうか知らない。
(ID:21835634)
女に逃げられて、こんなふやけた詩を書くような
ふやけたやつなら、そりゃ女に逃げられるだろうよ、
としか感想がない。