1: 1月6日米国議会突入で6名の死者を出すという米国歴史の中でもほとんど起こり得なかった事態が生じた。
2 今、議会関係者はトランプの弾劾に動いている。
確かにトランプ氏は人々を先導し、今日まで来た。そして、トランプ氏自身が予想しなかった支持者の議会突入という事態を招いた(注、トランプは選挙結果に反対する議員たちに勇気を与えるため議会へ行進しようと述べているのであり、決して突入し、議事を止めよとまでは述べていない)。
トランプ大統領は大統領選に負けたとは言え、彼の支持は根強い。
Suffolk 大学、USA Todayの Dec. 16-20,世論調査を見てみよう。
問「トランプは敗北宣言を行うべきか」
行うべき 行うべきでない 不明(%)
全体 70 26 4
民主党支持者 95 4
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随想㉛コンスタンチン・シモノフ「私を待っててください」1941年作
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コメント
トランプは貧乏白人の支持で当選した大統領。中国を敵に回して米国の貧乏白人と日本の中国嫌いを元気づけた。ところが、このトランプは白人の貧乏を解決する策を持ってなかった。日本の中国嫌いを元気づけただけだった。
米国大衆の貧乏を解決するには自国産業の復活が不可欠だ。その復活は現状では不可能な状態。トランプはそれに気が付いてなかった。つまり、米国の主権者は投票権のある人民ではない。ウオール街にアジトを置く国境なき巨大資本なんだ。この巨大資本は米国に産業を起こすことなんか毛頭考えていない。トランプの挫折も在米巨大資本とのベクトルの行き違いがあったからだ。米国人が誇る48州は今後限りなくブラジルに近づこう。
私はつくづく思うのだが、社会福祉主義或いは社会主義には民族基盤が明確に存在していることが前提にあるのではないかということ。米国みたいに白人、黒人、ラテンがそれぞれ独自の文化を有するところでは、労働者階級という概念が成立しにくい。勿論、そういうところでは、公的健康保険、福祉は生まれない。富豪の慈悲にすがるしか無いのだ。端的に言えば、勝てば官軍、泥棒男爵が闊歩する社会でしかない。マフィアが財閥に脱皮するとか。今後、米国では出口の無い政治社会に不満を感ずる貧乏白人のテロが頻発するのではなかろうか。
>>3
中国は米国と仲良くしようと努力してます。勿論、世界とも仲良くしようとしてます。ところが、米国は気に食わない野郎をぶっころそうとしてます。故に、僕らは米国のその国際的暴力性に歯止めをつけようとしてコメントしているのです。
>>9
マフィアが財閥に脱皮するとはマネーロンダリングという手続きということです。それは合法化されてますから、それを認める米国には浮かぶ瀬無いです。
(ID:21835634)
わたしが以前から言っている「民主主義など本心では
誰も好きではない」ということです。
バイデン支持者も、ただしくしく行われた選挙かどうかに
関心がない。
それは民主主義を支える根幹なのに。
トランプの言動に胸のすく思いを味わった層が(それは
プアホワイトが多いようですが)、トランプ自身が持つ
プアホワイトの価値観に強く惹かれたのは当然といえば
当然でしょう。
わたしは以前書いたことがあります。
南部の安酒場で飲んだくれブツブツ言っている白人。
米国は世界最強だ、神の選んだ国だ。
白人の国だ、世界がどうあるべきか決める国だ。
他国はそれに従うか地獄に落ちるか決めろ。
中国人に勝手はさせんぞ。
国内の白人以外はみんな追い出しちまえばいいんだ。
そういうことをなんと大統領が大きい声で言ってくれたのです。
さぞや彼らの琴線に触れたことでしょう。