私が、ドライであるのかもしれないが、このような話には、興味がわかない。 従軍記者は常に「生死の境」に置かれていると認識すべきでしょう。戦場に散った特攻隊の書いたものを知覧特攻平和会館で何回も見ているが、このようなセンチメンタルな勝手な要求は、本当に相手のことを真剣に考えているのかと大きな疑問が起きる。 男と女の出会いは、「同一の時間と場所」の現象でしかない。時と場所が変われば、人間の見方考え方は異なってくるのが普通である。 この記者は、戦場で両目を失い、片手片足になってしまったとき、相手に対して「待っててください」というかどうか。 同じように、相手が何らかの感染病で見苦しい顔になってしまっていても相手を最後まで面倒を見る覚悟ができているのであろうか。 「時と場所」が変われば、人間は大きく変わる。その覚悟ができていれば、この従軍記者を一つの生き方として評価できるが、相手の容姿などが大きく変化していた場合の覚悟が聞かれない限り、若者の一時的感傷としか受け取れない。
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孫崎享チャンネル
(ID:117221150)
私が、ドライであるのかもしれないが、このような話には、興味がわかない。
従軍記者は常に「生死の境」に置かれていると認識すべきでしょう。戦場に散った特攻隊の書いたものを知覧特攻平和会館で何回も見ているが、このようなセンチメンタルな勝手な要求は、本当に相手のことを真剣に考えているのかと大きな疑問が起きる。
男と女の出会いは、「同一の時間と場所」の現象でしかない。時と場所が変われば、人間の見方考え方は異なってくるのが普通である。
この記者は、戦場で両目を失い、片手片足になってしまったとき、相手に対して「待っててください」というかどうか。
同じように、相手が何らかの感染病で見苦しい顔になってしまっていても相手を最後まで面倒を見る覚悟ができているのであろうか。
「時と場所」が変われば、人間は大きく変わる。その覚悟ができていれば、この従軍記者を一つの生き方として評価できるが、相手の容姿などが大きく変化していた場合の覚悟が聞かれない限り、若者の一時的感傷としか受け取れない。