5G技術において、中国製ファーウェイを世界各国が導入することになれば、通信設備で、中国の主導権が確立するとして、米国は強く反発。
米国は欧州諸国にファーウェイの5Gを導入しないように強く要請。
この中、英国とドイツが主たるターゲット。
英国では①安全保障・外交関係者は米国圧力の下導入に反対、②経済界は、英国は4Gすでにファーウェイ導入。5Gは4Gの上に設置。経済的にファーウエイ排除できないと主張。この対立が激しく入れ替わってきた。一時排除の流れが強まっていたが、経済界の圧力で、導入の禁止は緩められた。その中、再逆転。
今後、ドイツがどのような対応に出るか注目される。
A-1英国、ファーウェイ製5G機器の導入を禁止へ-来年9月から(ブルムバーグ、12月1日)
英国政府は中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)が製造する第5世代(5G)移動通信システム機器の導入を来年9月末までに禁
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5Gは情報送信の大量化、瞬時化によって、様々な産業の運営に大きい影響を与えていると言われる。「週刊エコノミスト」が「5Gで成長期待できる30社はここだ!の特集。 ヘルスケア(遠隔診療)、娯楽(動画、クラウド)、生活、産業自動化、スマートサービスの分野
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英政府は2日、医薬品・医療製品規制庁がファイザー開発ワクチンを承認したと発表。前例のない早期承認、臨床実験は何十万の単位で実施。最終試験では95%有効。トランプ政権は米国も早期承認をするよう米食品医薬品局に圧力。EUは慎重。日本はワクチン確保目指す
コメント
日本経済新聞
ttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO66713390X21C20A1000000
「6G」日本の技術を標準に 政府が企業支援
2030年ごろにも提供が始まる次世代高速通信規格「6G」をめぐり、政府が日本企業の技術が標準化されるよう支援する活動に本腰を入れている。「5G」では日本は欧米や中国・韓国に後れを取った…………との記事が出ています。
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今グローバル勢力による欧・中・米・韓による日本包囲網が築かれてガソリン車が廃止・エコと思われるハイブリッド車さえここ10年で廃止されつつあります。■カーボンニュートラルを実現する以外に日本が生き残る道は無いとみられます。電気自動車が主流となれば蓄電池の参入障壁は内燃機関や変速機構より低く日系自動車メーカーの凋落は目に見えています。自動運転のサービスはGAFAのIT覇権と同じく欧米が握ることは避けられません。
経済だけでも日中友好関係を閉ざさないことも重要と思います。尖閣でもめている間に米中韓台連携で日系ITエレクトロニクス産業は壊滅状態に追い込れました。
米国に入れ込んだ東芝や自動車部品大手のタカタは潰れて外資の手に渡っています。米国市場への過度な依存は危険過ぎます。
巨大な中国市場は大事でここで自動車の欧米が仕掛けるルールを突破出来る可能性があります。
やはり韓国の朴槿恵元大統領が唱えた米中のバランサー仲介路線が実現出来れば経済の相互依存は安全保障を補完可との先生の本を読んだ事もあり、一部の暴走分子に対する安保は米国で経済は中国との関係を深めることも可能かもしれません。
この関係の中で「5G」は中国として使い、次世代「6G」で日本の技術が生き残る道を探れる可能性もあります。
孫崎さんもよく引用するPOLITICOの記事。
EU seeks anti-China alliance on tech with Biden
https://www.politico.eu/article/eu-seeks-anti-china-alliance-on-tech-with-joe-biden/
具体的にどうなるのかはこれからなのだろうが、バイデンその人というよりも、その背景には、必ずしも中国に甘くないひとびとがおり、EUもなんらかのregulationを求める動きがあり、もちろん中国はそれらに介入しようとし、バイデン政権の初期は、この動きがどうなるかが大きな話題となるのだろう。
さて、こういう動きの中で、菅政権が「プレイヤー」になれるのかな。
菅・二階体制に検察沙汰が多くなっている。
昨年12月秋元司被告がIRで始まり、河合夫妻被告,夫妻の後援者アキタフーズから古川元農相につながっている。くしくも二階派のメンバーである。
清話会・麻生派・竹下派3派連合の動きが少し出始めており、米国のバイデンは、アジア担当の高官を専属で配置するようであり、菅・二階派の中国関係政治が、米国はじめ西欧との関係政治に反転強化されていくのでしょう。
(ID:19005377)
技術革新がどこの国から始まるかは本来は余り問題にならない筈なんです。蒸気をエネルギーしたのはイギリスでした。米国の電気絡みの技術革新はすさまじかった。米国のエジソンは超有名です。イギリス、米国で起こった技術革新は世界を潤したのです。
私はこれから5Gを筆頭にEV、量子科学分野で中国が世界を牽引すると睨んでいるのです。英国、米国の技術が作り上げて来たこの世界が中国の技術革新によって根底から変わっていくのです。英米はその変化を受け入れざるを得ないでしょう。英米人もその恩恵を他国と同様に恩恵に与れるわけですから、拒否する必然性は全く無無いのです。
問題は5Gなんです。この技術体系の出現は米国の陰の権力の実体の一つとして知られるNSA(アメリカ国家安全保障局)が主体となってビルゲイツのソフトやTWITTER他諸々のネットワークを配下にして世界中の人々の全てを監視し管理する体制を作り上げて来た潮流を根本から行き詰まらせていくのです。はっきり言えば、パックスアメリカーナの終焉なのです。
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