ファーウエイ問題にとどまらない。安全保障の管理問題では対立当事者はお互いに批判する。当たり前のことであり、対立する相手に都合の良いことは、当事者にとっては都合が悪い。米国に期待感が大きいが、いったん敷いたレイルを突っ走る中国の姿勢に変化が出てくることを期待したい。 トランプ対習近平の外交では、米国がファーウエイを問題視すれば、中国は自国にとって都合の悪い国をリストアップする。中国は対抗措置をとったが、総体的には12月1日付で中国輸出管理法を施行した。 具体的内容が明らかになっていないが、日本は米国・中国双方の納得できる道を選択していかなけばならないが、実質的に不可能となる可能性が高い。 バイデン政権がどのような安全保障外交を展開するかわからないが、中国との距離感がトランプ政権より近いか遠いかが大きな分かれ道になるのでしょう。その意味では様々な憶測が展開しているが、まず米国がどのような外交政策をとってくるかによって、日本の取る道も自ずから制約を享けざるを得ないのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ファーウエイ問題にとどまらない。安全保障の管理問題では対立当事者はお互いに批判する。当たり前のことであり、対立する相手に都合の良いことは、当事者にとっては都合が悪い。米国に期待感が大きいが、いったん敷いたレイルを突っ走る中国の姿勢に変化が出てくることを期待したい。
トランプ対習近平の外交では、米国がファーウエイを問題視すれば、中国は自国にとって都合の悪い国をリストアップする。中国は対抗措置をとったが、総体的には12月1日付で中国輸出管理法を施行した。
具体的内容が明らかになっていないが、日本は米国・中国双方の納得できる道を選択していかなけばならないが、実質的に不可能となる可能性が高い。
バイデン政権がどのような安全保障外交を展開するかわからないが、中国との距離感がトランプ政権より近いか遠いかが大きな分かれ道になるのでしょう。その意味では様々な憶測が展開しているが、まず米国がどのような外交政策をとってくるかによって、日本の取る道も自ずから制約を享けざるを得ないのでしょう。