「新自由主義」と「グローバリズム」の拡散によって、世界中に富める者はますます富み、人口の半数以上がますます貧しくなる現象が出ている。その最も激しく表れているのが米国である。これを直さんとするする動きが民主党大統領候補選びの過程でサンダース、エリザベス・ウオーレンの高い支持であったが、民主党既存勢力の画策でこれが止められた。この修復が行われない場合、米国社会では右派左派共に過激化する傾向が出ている。
 現在の格差社会に関する報道下記のとおり。

A-1 事実関係「米金持ちトップ50人の資産2兆ドル、下位50%の1億6500万人分に匹敵」(ブルムバーグ)
米国の金持ちトップ50人の合計資産額は、下位半分に属する米国民の富の合計とほぼ等しい。新型コロナウイルスは少数の億万長者が偏った恩恵を受ける経済の変化を加速させた。
 米連邦準備制度理事会(FRB)がまとめた2020年上期末までのデータで、人種、年齢