1:東京オリンピックの流れが一気に変わってきた。

(1)国際オリンピック委員会(IOC)の、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けた東京五輪の開催中止・延期の判断について、IOCは世界保健機関(WHO)の勧告に従うと表明した。

(2)ではWHOはどの様な立場を取っているか。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大について、世界的な大流行を意味する「と呼べる状態だ」と述べた。各国に、ウイルスの感染拡大を抑え込むための対策の強化を促した。

(3)「東京五輪の聖火リレー、ギリシャルート中止 コロナ対策。ギリシャオリンピック委員会は13日聖火リレーのギリシャ国内のルートを中止発表。同国保健省と国際オリンピック委員会(IOC)と協議のうえ、中止決定」(朝日)

 IOCは明確に、オリンピック関連行事遂行よりも、ウイルス感染阻止の方に舵を