「無謀絶望の戦争をはじめる」ハーン
この国のあの称賛すべき陸軍も、軍武すぐれた海軍も、政府の力ではとても抑制のきかないような事情に激発され、あるいは勇気つけられて、貪婪諸国連合軍を相手に無謀絶望の戦争をはじめ、自らを最後の犠牲にしてしまう悲運を見るのではなかろうか
・(日本の)近代の変転、変化の目まぐるしいばかりのあわただしさー一九八七年の社会の改革から一八九一の第一回国会開設に至るものーを考察いただきたい。一九世紀の半ばに至るまで、この民族は、二六〇〇年前のヨーロッパの族長社会と同じままでいた。
・ド・クーランジェ(一九世紀のフランスの中世学者)は個人の自由の欠如ということがギリシア社会の紛乱と結局の壊滅を見るにいたった真因であったと指摘している。
・産業競争に対する能力なども、婦人や子供のみじめな労働力に依存してなされるようなものではありえない。どうあっても個人の知
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転載『月刊日本』。森友スクープをしたNHK大阪司法キャップ相沢冬樹が何故辞職するに至ったか。本人とのインタビュー記事「握りつぶされた森友スクープ」。癌は小池報道局長。8億2000万円が値引き、財務省・森友学園間「口裏合わせ」の特ダネで左遷。
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司法長官によれば、マラー特別検察官はトランプ陣営とロシアの共謀を認定せず。トランプ陣営歓迎、今後民主党側のねつ造として2020年大統領選挙戦に利用。2016年の大統領選挙を見るにヒラリー疑惑が出たが決定打はない状況。ロシア側の貢献は極めて小。
コメント
では英文はどうかと調べてみたら、
http://www.gutenberg.org/ebooks/5979
にいきついた。これも自分では詳らかにしないが、東洋文庫版の底本になっている英文テキストも、ここから手に入るものとだいたい同じなのだろうとおもった。
この英文テキストをざっと読んでみると、該当する箇所は、
INDUSTRIAL DANGER の章のなかの終わりあたり
(REFLECTIONS の前のところ)であり、結論は
But the statesmanship that has already guided Japan through many storms
should prove able to cope with this gathering peril.
である。つまり、「greedy states」による侵略の脅威にさらされている日本は、これらの国と伍してやっていくのには不利な条件が多いが(ここで教育などが例にあがるわけである)、それでも(すでに多くの嵐を乗り越えて日本を導いてきた)政治への期待感をにじませているのであり、この政治への期待の部分を孫崎さんが言っていないのである。(ただし、東洋文庫版でどう書かれているのかはわからない)。
「greedy states」というのは、現代にあてはめれば、最終的には米国であるが、さしあたっては北朝鮮や中国という国々と言うことになろう。そしてハーンは別に戦争しろと言ってはいない。自分たち(日本)の置かれている条件をよく見ろと言っているのであろう。
そしてハーンの(当時の)現状認識を端的に文中からひいてくれば、
All know that Japan
is in danger, between the terrible friendship of England and the
terrible enmity of Russia,--that she is poor, (略)
といったあたりになるのだろう。現代にも通じるところがあるのではないか。
山口薫「公共貨幣」=シカゴプランが世界を救う。まずはYou Tube.
>>5
神国日本国会図書館デジタルコレクションの情報ありがとうございました。検索で知っていましたが、400ページを超えるので、スルーしてしまいましたが、改めて1時間ほどざっと目を通しました。
①奴隷制度のことは、封建制度以前朝鮮人、中国人の移住があり、先住者が遅れて移住してきた人を差別して扱ったとか、奴隷の在り方をかなり細かく述べている。封建制度以降の奴隷として特に強調しているように見えなかった。
②孫崎さん引用の文章は、どこにも見ることができなかった。「追録」があり、5年前に東京在住のハーバート スペンサー氏が金子堅太郎氏にあてた書簡のことが語られている。極秘扱いになっていたが、公表されることになった。諸外国に対して日本が注意すべき点が述べられている。注意すべき点を守らなければ、諸外国に侵略されるであろうということである。居住地を奪われるということであった。
(ID:18367902)
「無謀絶望の戦争を始める」ハーンの著作の引用と思われるが、引用元が分からない。
ハーンは、日露戦争の最中明治37年9月(1904)死亡したが,「神国日本」が絶筆になっている。
日本のこの度の全く予期しなかった攻撃力発揮の背後に控えている精神力というのは、もちろん、過去の長い間の訓練のおかげであることは全く確かである。そして、すべてあの天晴な勇気、生命を何とも思わないという意味でなく死者の位を上げてくれる天皇のご命令には一命をささげようという念願を果たす勇気なのである。勇気の源泉は、天皇を中心とする忠誠心、団結心であり、それと結びついた日本の宗教的伝統「神道」である。また、日本の強さは、民族に潜んでいる「民族の品格」である。
ハーン発言が全く異なっている。作品が違えばこの程度の格差が出てくるものだろうか。