米紙ワシントン・ポストのフレッド・ライアン発行人兼最高経営責任者(CEO)は21日、同紙で、「トランプの暴君たちへの危険なメッセージ。お金をちらつかば、殺人の帳消し(Trump’s dangerous message to tyrants: Flash money and get away with murder)」を寄稿。
主要論点次の通り。
・明確かつ危険なメッセージが世界の暴君たちに送られた。米国大統領の前で十分な金をちらつかせろ、そうすれば貴方には殺人が帳消しになる。
異様、不正確、散漫な声明でトランプ政権はサウジ政府の残忍な殺人を隠した。トランプの33才皇太子との関係は殺人事件で悪化させるには余りにも重要だと宣告した。トランプは如何なる理由があろうと、サウジとの武器取引で得る収入に勝るものはないとした。
・トランプは米国の国益を維持しているとしているが、国益
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トランプ、ホワイトハウス声明で、カショギ氏者殺害へのサウジ皇太子関与をほぼ認めながら、「いずれにしても、我々はサウジ王国と関係を持つ」と発表。相手が残忍な殺人の命令者であってもいい。大量武器購入で儲けさせてくれる人間だ、付き合おう。
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尾瀬は誰によって世間に知らされたか。武田久吉。日本山岳会の創刊号『山岳』に尾瀬を紹介。彼は大正十一年頃、尾瀬貯水化計画、昭和二十三年尾瀬ヶ原巨大ダム計画に反対。武田久吉はサトウの息子『アーネスト・サトウと倒幕の時代』12月中旬発売
コメント
ワシントン・ポストは、私の受け止めでは、日本の言うなら、産経新聞みたいなものですよ。
カショーギのケースについては、私の知る範囲では、CIAがサウジの皇太子の命令で殺害が行われたとの結論を出したとしてワシントン・ポスト他が一斉に報じただけで、CIAは未だに確たる証拠を示していないのです。ワシントン・ポスト、ニューヨークタイムス他主要メデイアは国際政治に関してはフェイク報道しかやらないとして有名だし、本件についても何が真実か事実かは現在のところ不明としか言いようが無いと私は考えています。
米ネオコンが創り上げたラシアン・ゲイトは元MI6のメンバーが書いた虚偽の報告書がベースとなって今もシツコク民主党はトランプを苦しめている。米国の政界では事実や真実はどうでも良い。メデイアが取り上げ、国民が信じれば、それが真実となるということが常識となっています。このことについては私が尊敬する学者であるノーム・チョムスキーが「MANUFACTURING CONSENT」という著作を出して、世界に知られることになってます。
今回のカショーギのケースは、ラシアン・ゲイトが米ネオコンが発した一の矢とすれば、第二の矢だと私は考えています。
私が不思議に思うのは次のことです。
サウジは形式上はれっきとした独立国ですよね。故に、この問題はサウジの問題ではないでしょうか。にも拘わらず、米国の捜査機関のCIAがソースだとして、ワシントン・ポストのトップが感情的な言葉を連ねて騒いでいる。更には、トランプ大統領にプリンスを懲らしめよ、と迫っている。何だか、みっとも無いと思いませんか?
空爆で何千何万の人が殺されても知らん顔なのに、たった一人のことでギャーギャー騒いでいるのはなぜなんでしょうね。
>>7
> 空爆で何千何万の人が殺されても知らん顔なのに
それができないと「戦争中毒」の看板降ろさないといけないですからね。
(ID:18367902)
米国を中心とする自由主義社会とロシア、中国を中心とした社会主義、共産主義、国家資本主義社会との溝が大きい。溝を無視しては、議論が成り立たない。
経済的には、各国とも資本主義形態をとっており、サウジも自由主義、社会主義、国家資本主義国家群との違いがないが、政治的には、言論の自由という面で、日米欧先進国に対し大きな後れを取っている。
確かに今回のサウジの行動は批判に値し、批判を否定するものではないが、中国同様に、国民の自由意思をどのように獲得していくかが重要な問題である。米国は、中国に言論の自由がなくても、政治的関係は正常であり、サウジという国家に言論の自由がないからといって、政治的関係を悪化させる必要性はないとみなすのが当たり前のことではないか。トランプ大統領を批判することは、間違いではないが、世界を俯瞰した国家間の関係維持を考えれば、妥当な判断とみなしたい。
いずれにしろ、言論の自由を封鎖して、国家機能を維持する時代を乗り越えなければ、今回のような不幸な事件がなくならない。