孫崎享のつぶやき

米紙ワシントン・ポストのライアン発行人兼CEOが大統領批判論評寄稿「大金積めば殺人帳消し」、トランプは如何なる理由があろうと、サウジとの武器取引で得る収入に勝るものはないとした。「基本的自由と人権擁護を捨てて世界を安全にできない」。

2018/11/23 08:35 投稿

コメント:6

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米紙ワシントン・ポストのフレッド・ライアン発行人兼最高経営責任者(CEO)は21日、同紙で、「トランプの暴君たちへの危険なメッセージ。お金をちらつかば、殺人の帳消し(Trump’s dangerous message to tyrants: Flash money and get away with murder)」を寄稿。

主要論点次の通り。

・明確かつ危険なメッセージが世界の暴君たちに送られた。米国大統領の前で十分な金をちらつかせろ、そうすれば貴方には殺人が帳消しになる。

 異様、不正確、散漫な声明でトランプ政権はサウジ政府の残忍な殺人を隠した。トランプの33才皇太子との関係は殺人事件で悪化させるには余りにも重要だと宣告した。トランプは如何なる理由があろうと、サウジとの武器取引で得る収入に勝るものはないとした。

・トランプは米国の国益を維持しているとしているが、国益

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コメント

ワシントン・ポストは、私の受け止めでは、日本の言うなら、産経新聞みたいなものですよ。

カショーギのケースについては、私の知る範囲では、CIAがサウジの皇太子の命令で殺害が行われたとの結論を出したとしてワシントン・ポスト他が一斉に報じただけで、CIAは未だに確たる証拠を示していないのです。ワシントン・ポスト、ニューヨークタイムス他主要メデイアは国際政治に関してはフェイク報道しかやらないとして有名だし、本件についても何が真実か事実かは現在のところ不明としか言いようが無いと私は考えています。

米ネオコンが創り上げたラシアン・ゲイトは元MI6のメンバーが書いた虚偽の報告書がベースとなって今もシツコク民主党はトランプを苦しめている。米国の政界では事実や真実はどうでも良い。メデイアが取り上げ、国民が信じれば、それが真実となるということが常識となっています。このことについては私が尊敬する学者であるノーム・チョムスキーが「MANUFACTURING CONSENT」という著作を出して、世界に知られることになってます。

今回のカショーギのケースは、ラシアン・ゲイトが米ネオコンが発した一の矢とすれば、第二の矢だと私は考えています。

私が不思議に思うのは次のことです。

サウジは形式上はれっきとした独立国ですよね。故に、この問題はサウジの問題ではないでしょうか。にも拘わらず、米国の捜査機関のCIAがソースだとして、ワシントン・ポストのトップが感情的な言葉を連ねて騒いでいる。更には、トランプ大統領にプリンスを懲らしめよ、と迫っている。何だか、みっとも無いと思いませんか?

No.6 72ヶ月前

空爆で何千何万の人が殺されても知らん顔なのに、たった一人のことでギャーギャー騒いでいるのはなぜなんでしょうね。

No.7 72ヶ月前

>>7
> 空爆で何千何万の人が殺されても知らん顔なのに

それができないと「戦争中毒」の看板降ろさないといけないですからね。

No.8 72ヶ月前
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