米国社会におけるユダヤ人は選挙において、多額の資金提供を行う事、および選挙スタフなどで活動する事等で、人口比以上の重要な役割を演じ、政治に多きい影響力を持っている。
トランプ政権においてはイスラエルにおける米国大使館をイエルサレムに移転したこと、イスラエルが敵とみなすイランとの関係で米国が核合意を破棄し制裁を行う手段に出たことより、トランプを評価する側面がある。他方、トランプ大統領の主導する白人至上主義は米国国内におけるユダヤ人攻撃を急増させている。
こうした中で、米国ユダヤ人社会がトランプにどの様な対応をするかが注目される。
A:事実関係 礼拝所銃撃 ユダヤ人社会、トランプ氏への評価割れる(産経新聞)
米東部ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)銃撃事件を受け、一部のユダヤ人社会で、憎悪をあおる言動が事件を招いたなどとトランプ大統領に
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コメント
ANTI-SEMITISM(反ユダヤ主義)はロシアを含めたヨーロッパ諸国では古くからあるものでロシアにはポグロムというユダヤ人虐殺の深刻な歴史がある。ドイツのゴチック式大寺院の礎石はユダヤ人の像が押し潰された形で今も残っている。
米国とイスラエルがアラブ人に対してデイアスポラ(ローマ帝国がユダヤ王国を崩壊に導きそれが直接の引き金になってユダヤ人はヨーロッパを含め周辺地域に離散した)同様のことをパレスチナ人、リビヤ人、シリア人等々に強いており、ドイツ、フランスが受入国にになっている現状から判断して回教徒問題に加えて、ドイツ、フランスで反ユダヤ主義が再燃するのを私は懸念している。それが米国社会に再び跳ね返って、今在るANTI-SEMITISMに拍車がかかるのを私は恐れる。ヒットラーが出現した時、米国の白人のかなりの部分がヒトラーにシンパシーを表明していた前科があるので猶更無視できない。
それを避けたいなら、米国はこれまでの対イスラエル、対中東政策を根本から見直し、アラブ人、回教徒の生存権を重視する政策を打ち出さねば、ならないと私は思いますね。
>「トランプ氏よりもメディアの責任が大きい。中東情勢で偏った報道を行い、反ユダヤ感情を生んでいる」
イスラエル・ロビーが牛耳る米国メディアは中東情勢で偏った報道を行い、親イスラエル、親ユダヤ感情を生んでいる━そうでないのか。それとも、余りにも あざといために逆効果になっているのか。
いずれにしても表題から窺える通り、トランプを無理に色分けしようとするのは無意味と思う。新しい音楽が出てきてアーティストのルーツから「これはジャズだ」「いや、ロックだ」などと既成の枠に嵌めようとするのが意味無いのと同様に見える。商人大統領トランプは百面相━そう見做した方が妥当と思う。
Tips:
「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法━書込む阿呆に読む阿呆 同じ阿呆なら書かなきゃ損損━およしなさい
http://magosaki-blog-tips.blogspot.com
日本でも保守系と革新系があり、双方が議論を戦わせている。ユダヤ人の中でも,正統派(保守系)と革新系が対立するということは当たり前のことであり、革新系が主張するように白人至上主義が反ユダヤにつながっているというのは、よくわからない。
米国における正統派と革新系の比率はどのようになっているのか。正統派と革新系が拮抗していれば大きなお問題につながるが、正統派が圧倒的多数であれば、大きな問題につながるように思えない。米国内において人種差別発言によってトランプ大統領が米国民の支持を得られていないというのであれば、よく理解できる。