孫崎享のつぶやき

加藤寛元慶応大教授の「私の遺言である」本で「原発即時ゼロ」提言。体制派への衝撃、

2013/03/12 07:14 投稿

コメント:4

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加藤寛氏は、慶應義塾大学教授を務める傍ら、鈴木善幸、中曾根康弘両政権時代には第2次臨時行政調査会に加わり、土光敏夫会長の下で日本国有鉄道や日本専売公社、日本電信電話公社の民営化提言を取り纏めたり、1990年からは日本政府の税制調査会会長を務めるなど、日本の指導体制中の中核に位置してきた人物である。
 彼は2013130日(満86歳)でなくなった。
 その彼の本が3月21日ビジネス社から出版された。
 タイトルは『日本再生 最終勧告 原発ゼロで未来を拓く』。
 表紙をまくると次の記載がある。
「本書は私の遺言である。
 少なくとも「原発即時ゼロ」の端緒を見届けない限り、私は死んでも死にきれない。」
 加藤氏は慶応大卒業生の中に大変な人脈を築いた。
 一応、小泉純一郎氏や竹中平蔵氏推薦!と書いてある。
 小泉純一郎氏や竹中平蔵氏はこの本を一ページでもめくったのであろうか。そして、「本書は私の遺言である

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コメント

晩節汚したくなかったから慌てて手の平をひっくり返したのでは?と下種の勘繰りをせずにはいられません。もっと早く言うべきっだたと思います。

No.2 141ヶ月前

自民党幹部と太いパイプを持つ方だったんですね。3.11で「原発即時ゼロ」という結論にいたったんでしょうか。

No.3 141ヶ月前

ロックフェラー系は、今では原発利権も持っていますが、以前はそうではなかった。石油利権を多く持つグループ(アメリカを牛耳っている)は脱原発を謳う。しかし新自由主義の小泉、竹中路線。もちろんTPPも賛成だし、脱小沢を推し進める。
現にアメリカではオバマ到来以前、スリーマイル事故以降、一切 原発は増設していない。
一見、原発自体が正力松太郎など、アメリカが推し進めた事実があるゆえに、このことに気付きにくい。
小泉も原発はいらないとコメントしてはいる。

No.5 141ヶ月前
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