本:オリバー・ストーンは、アメリカの映画監督である。「ウォール街」「JFK」「スノーデン」等、近現代史に切り込む映画監督である。さらに書作も、『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1 二つの世界大戦と原爆投下: 2 ケネディと世界存亡の危機: 3 帝国の緩やかな黄昏』等がある。
以上で解る通り、現代で、その正体がまだ十分に解明されていないと思われる課題に切り込む。その彼がプーチンに取り組んだ。
2015年から2017年四回ロシアを訪問し、合計9日間プーチンにインタビューし、出来たのが『オリバー・ストーン オンプーチン』(Discover)である。
本は次の構成である。
1 5度の暗殺未遂にもかかわらず悪夢は見ない
2 万能感に浸る国家は必ず間違う
3 ロシアがスノーデンを引き渡さない理由を話そう
4 アメリカはロシアという外敵を必要としてい
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安倍内閣支持率低下、安倍内閣に黄信号。朝日支持率は31%第2次安倍内閣の発足以降で最低、改竄で安倍首相「大いに責任がある」42%が最も多く、「ある程度責任がある」40%。「責任がある」は毎日68%、共同66・1%、
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プーチン圧勝。ソ連崩壊後、ロシアと西側諸国間関係の今日の状況は、最低レベルにある。西側の圧力がプーチン圧勝の大きい原因。プーチンが西側に対し強く対抗すれば国内支持が高まるという現状下、プーチンは国内で危機を迎えれば、強硬にでよう。
コメント
これがパート2。
https://www.nbcnews.com/video/confronting-putin-part-2-1182214211699
パート6まであるので、興味あれば探してくださいね。
Novichok については、その開発にたずさわったという人への取材記事がいちおうあります。
http://www.abc.net.au/news/2018-03-14/only-russia-could-be-behind-uk-poison-attack-toxin-inventor-says/9546298
日本人ジャーナリストの見立てをいちおう引用しておきます。プーチンファンのためには、ヌードもありますよ 笑
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuroibuntaro/20180315-00082740/
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuroibuntaro/20180315-00082741/
ロシアってのは、まあ考え方にもよるんですが、GDPでいえば韓国より少ない経済小国なんですよね。でも、核兵器があって、情報機関や工作機関があって、汚いこともいろいろやれば、米国なみの存在感が、実際にあるわけです。
そりゃまあ、金正恩が核兵器もちたがるはずですね。
あ、肝心なことを言い忘れました。
「柔軟でなければならない。時には相手に譲ってもいい。それが勝利につながる道ならば」
っていうのは、たぶん嘉納治五郎が考えていた「柔道の理念」とはちがうんじゃないかとおもいます。私は柔道に詳しくないんで、たぶんとしておきますけども。
プーチンは真面目に柔道やってるとおもうんですが、「時には相手に譲ってもいい。それが勝利につながる道ならば」が「柔道の理念」であると考えてしまう。こういうあたりに、日本人的な感覚がいかに諸外国に伝わりにくいかを見る気持ちがしますね。
でも山下泰裕なんかはプーチンにメロメロなんですよねこれが。
http://www.yamashitayasuhiro.com/hitokoto/060124b/index.html
(ID:18367902)
敵対する国の情報をオープンにする行動に対してのプーチンの評価であるが、どのような指導者も大きな差はないのでしょう。国家指導者なら当たり前のことなのでしょう。
敵国の情報をオープンにする行動を基本的には評価していないということでしょう。同じ行動を自国の人間がしたら評価することがありえないことを考えれば,当然といえる。
評価はしないが、安心、安全は確保する。確保しなければ、米国の情報をオープンにする人が続かず、自国内でも人間的信頼性が得られない。
我々日本人が気をつけなければならないのは、あくまでも、ロシア国家が基本であり、ロシアの権益を犯すものに対して厳しいということである。柔軟心が発揮されるのは他国との交渉事であり、ロシアの権益を犯さない範囲に限定されるのであり、何事も柔軟心を発揮されるということではないのでしょう。
その事例は、英国でのロシアで開発された神経剤使用殺人容疑に対する言動で明らかである。ロシアの説明を英国が要求していたが、回答がなく、大使館員の相互引き上げが始まり、大きな問題に発展している。出来ればこの問題を取り上げてほしかった。