日本は「北朝鮮」が日本に到達するミサイル、ムスダンを
開発、配備した時ちっとも騒がなかった。
ワイドショーも全然この話題などやらなかった。
まあ、騒いだってどうしようもないことであったのだけど。
それにしても日本人の大半はこの事実を知らないままだった。

それがどうだろう、米国にとどくとなったら大騒ぎしている。
米国が騒ぐのはまあ当然なのだけど。

どうなっちゃっているんだろうね。

わたしは、ミサイルが日本と韓国にはとどくのに米国にはとど
かない状態というのは大変に危険、とかいた。もちろん日韓にとって。

もちろん核ミサイルが一切開発されないのが日本にとって一番
よかった。
その場合「北朝鮮」はいつか米韓に滅ぼされるとしてもね。

状況は変わった。

日本の安全のために「北朝鮮」にICBMのすみやかな開発配備を
願う、と言う当然の意見がなぜ出てこない。
まさか、その合理的事実に思い至ったのは日本でわたしだけでは
あるまいに。

トランプは死ぬのはこっちじゃない、向こうの奴らだ、といったそうな。
日本人も「向こうの奴ら」のくくりだろうに。
日本世論はこの発言に激昂してよさそうだが、なぜかそうならない。

北朝鮮のメデイアがトランプを狂犬、安倍を米の忠犬とのレッテルを貼ったらしいが、これらのレッテルは正確では無いと私は思う。

安倍が国費を湯水のごとく消費してトランプ一行を接待し、結果、両人が北朝鮮問題で盛り上がった状況から判断して安倍が狂犬、トランプは安倍の忠犬と言うのが正しい。

日米合同艦隊が日本海で展開しているが、今後、自衛隊が舞い上がってとんでもないことをしでかすのを私は恐れる。日本のメデイアに私みたいな恐れを託つものが無いのはメデイアの思考停止なのか、パニックなのか、単なるアホなのか。

余談だが、北朝鮮のミサイルが最近急速に進歩を遂げた背景にウクライナで起こったネオナチクーデタの黒幕を演じたイスラエル国籍を持つ親米ユダヤ系ウクライナ人がミサイルエンジンの最重要部分を提供したことであるとの専らの噂があり、看過できない。噂の性格から言って、CIAが知らない訳は無い。いや当事者かも知れない。北朝鮮の核ミサイルは米国側に挑発の口実を与えていることは誰の眼にも明らか。米ネオコンが執着する野望、つまり、ロシア、中国を締め上げるには好都合。果して北朝鮮問題を使えるかどうか、今後の推移を注意深く見ていかなければならないと私は思う。私が恐れるのはアングロ・サクソン・ユダヤの陰謀と工作プランは実に巧妙かつ微細に織りなされている。単細胞でトッポイ大和民族にはそれらに伍して行くのはインポッシブル。それが私のもう一つの不安だ。

>>1
私は同感です。

イランと米国と違って、北朝鮮と米国の場合は、北朝鮮の依存度がロシアより中国の方が大きい。ただ、金体制を敷いたのはロシアであり、中国、ロシアの役割が極めて重要である。

米国、韓国、日本は、北朝鮮が核を持つということに警戒、脅威を持つのは当たり前であり、休戦協定中に、北の脅威が増せば増すだけ、軍事力強化が進むだけである。戦争の危険が増すだけで、だれにとっても得になることはない。韓国に譲歩ばかり求めても納得しないでしょう。米国も難しい立場にあるといえる。

後見役の中国、ロシアが主体的に動かなければならない。北朝鮮がしぶいぶ認めたので、中国の特使が北朝鮮に出かけるようであり、孫崎さんご指摘のように、核管理の方法などが話し合われ、具体化していけばいいのですが。

大戦後、核で殺すぞと脅しをかけて世界を支配しようとした国は米国です。中国やロシアが核大国になったのは核で殺すぞと言われ脅しをかけられ続け辛苦の末に核大国になり今や米の脅しが効かなくなったのです。

そういう先例に学び、北朝鮮が核ミサイルを持ちたくなったということくらいは私たちは理解せねばなりません。北朝鮮を核・ミサイル保有国にしたのは米国の脅しなんです。そういう歴史と米国のメカニズムを熟知するロシアと中国は北朝鮮の核武装解除という作業には米国の期待通り進めることは無いでしょう。米国の属国なのに日本が「北朝鮮の後見役は中国とロシアだから責任がある」との趣旨の発言を行うことは中国とロシアにとっては不快音でしかないでしょう。

ここで我々が認識すべき重大なことは核ミサイル国家として北朝鮮がこの度誕生したことの意味です。それは戦後ずっと続けて来た米国の核に依る脅しの戦略が決定的に行き詰まったという事実です。

そういう認識から出て来る結論は米国はこれまでの態度を変更せねばなりません。変更すれば、核ミサイル問題の殆ど全てが解決の方向に向かうと私は思っているのです。国際問題の解決は、私が思いますに、世界の人々が歴史を正しく知ることから始まるということです。

日本が米国を絶対的存在と崇めて歴史を無視する方向に現在向かっていることはとても憂慮すべきことです。

このご投稿と直接的な関係はないが、間接的な関係がある問題が報道されている。

11月１５日東京新聞は、「高校生演説を潰した米国の圧力を見つけた西日本新聞の大殊勲」を報じているが、真相は全くの誤報であった。

西日本新聞によると、２０１４年以降毎年８月のジュネーブ軍縮会議で核兵器廃絶を世界に訴えてきた日本の高校生平和大使の演説が今年は見送られた。日本政府に圧力をかけてきた国は中国だったことが、１６日複数の政府関係者の取材で分かった。日本の第２次大戦の被害を強調することを嫌った中国の思惑があるとみられると、報道している。中国は、自国だけでなく、国際的にも、言論の自由を侵す行動に出てきている。

> 上記の見解は、米国有識者の代表的考えと思う。

ご指摘の通りと思いますが、最後はそのブレーキ虚しく「無慈悲で見境がなくなり、正気を失った」（米国内）勢力の思惑通り突き進むのが米国の常でしょう。

> ウクライナ、リビア、イラクは米の圧力などで核兵器をあきらめたが、結果、攻撃された。

「『無慈悲で見境がなくなり、正気を失った』とデッチ上げられて攻撃された」と係る論評に書いていないのはフェアでない。
米国が欲しがるものを大人しく差し出さなければ、偽旗工作で武力攻撃が正当化され、結局 叩き潰される。
孫崎さんが折に触れ言及されるプラザ合意。その直ぐ前に起きた日航機墜落事故。もはや「事故」と見做すのは無理だろう。すると3.11はどうなのか。9.11同様不可解なことが多過ぎる。「最後は悪い奴が勝つ」世の中のままでいいのだろうか。

>>6
今日のテーマと間接的関係があるといって割り込みニュースみたいに書かれても、どういう間接的関係があるのか肝の部分でもいいですから述べてもらわないと一体何なのか困惑するばかりです。

>>8
わからない人はわからないのです。それでいいのです。わからない人は無視すればよいのです。

>>9
そうおっしゃらずに教えて下さいな。あなたの文章から「興奮された」雰囲気が伺われ、その肝は何なのか気になりますな。

>>10
興奮などしていませんよ。私のコメントがなんでそんなに気になるのだろう。不思議で仕方ない。ときどきならまだしも、毎回毎回の私のファンというより、コメントストーカーに説明する必要性を感じません。

>>11
あなたに安倍さんに共通するものを感じてましてね。このブログは戦後最悪の政権が成立したという認識から始まったわけですよ。最初はつまらんこと書く人がいるなと不思議に思っていたんですが、だんだん正体が分るにつれてこの人って安倍さんと同じ感性なんだと錯覚を覚えること再三あり、あなたのコメントに違和感あった場合、どしどしコメントするのが日課となっている次第です。つまり、安倍政権の根っこのところを批判することはあなたのコメントにカウンターコメントすることだと最近になって確信めいたものになっているのですが、これもやはり言論の自由だと思うのです。悪しからず。

>>12
あなたは孫崎さんなのですか。

>>5
米国の戦後すぐからの先制核攻撃計画が情報公開によって
次々に明らかになっています。

核の脅し、なんてレベルじゃありませんよ。
戦後すぐにソ連先制核攻撃計画が立てられ、百数十カ所の核攻撃目標
が設定されています。
ソ連の中小、大都市のことごとくを核攻撃するプランが立てられ
実行に移されるばかりになって大統領の承認を待っておりました。

そうこうするうちにソ連が核保有してしまいましたが。

朝鮮戦争とベトナム戦争でも核攻撃は真剣に検討され、1969年には
「北朝鮮」の上空侵犯をした米国の偵察機が撃墜され、怒ったニクソン
が「北朝鮮」に核攻撃する計画を命じ、軍はその計画を立案提出しました。

それが明らかになったのはサッカー日韓ワールドカップの時でした。
韓国ではこの話題一色になったそうです。

ヒロシマナガサキが今のところ最初で最後の核攻撃になっているのは
まあ、偶然ですね。

「北朝鮮の」核ミサイル開発は当然です。
上記の情報は当然、「北朝鮮」も知っているのですから。

米国が「北朝鮮」のICBMにあれほど反対するのは
北からの核攻撃を恐れるというより、決して自分の
方から先制攻撃できなくなるからだと思いますね。

>>14
そうですね、米国は恐ろしいです。ル・メイとかいう狂気の爆撃隊長は東京を強襲し10万人殺したのですが、この男はソ連先制核攻撃をすごーくやりたがったと聞いています。このやりたがる狂気を吉田だったか、岸だったか、佐藤だったか忘れましたが、高く評価し、日本の最高級の勲章をあげたのでした。日本の支配層はもう根本から腐りきった集団なんだと認識しています。

>>13
違います。私はフレデイ　タンです。

>>17
そうでしょうね。あなたは何か言いたいようなので、ご期待にそうよう頑張ってコメントしていきます。ファンと思えばありがたい。明日から楽しみです。

>>16
カーティスルメイへの勲章授与は、わたしの推測では
おそらく米国からの催促だったと思います。

東京大空襲の大殺戮やヒロシマへの核攻撃は米国にとって
その正当化が困難だがどうしてもそうする必要があった。
そのための格好の小道具が被害者からの勲章授与です。

ルメイはNHKのインタビューの時、これ見よがしに勲章を
取り出したそうですよ。

佐藤栄作は「冊封国家」の首相の悲哀をたっぷり味わったことでしょう。
屈辱でしたでしょう。

わたしはこの件だけでは佐藤にちょっと同情するのです。

東京大空襲では、周辺部を先に火の海にして、
市民の逃げ場を将棋の待ち駒のようにふさぎ、
それから大量の市民を思う存分焼き殺しました。

ヒロシマではテニアンから飛び立ったエノラゲイ
がいったんは広島中心部を通り過ぎてから、また
引き返してそこで核攻撃をしました。
防空壕に逃げ込んだ市民を引っ張り出し、一人でも
たくさん殺すためです。

ルメイってこんな男です。

>>20
いや、そういう男でしたか。広島の話は初耳でした。長崎の原爆がさく裂したとき私は有明海対岸で見ました。abt、5歳の時でした。対岸の町は空襲警報解除だったんです。だから皆防空壕から出ていて目撃出来たわけですが、広島と同じ汚い策を使ったんでしょうかね。恐ろしい話です。

>>18
徹底的にやります。

>>19
米国からの催促、ありえますね。

>>21
そうですか。
ではフレディさんは生き証人なのですね。

たしかにヒロシマでの核攻撃による虐殺の手法は
日本人はよく知りません。
対米感情を悪くする可能性のある事柄は報道を控えるのが
昔からの日本のマスコミのやり方です。

原爆投下、という昔の言葉を今でも使っていますね。
原爆の日の慰霊のニュースでは絶対に米国という言葉は
ニュース原稿にはありません。
自然災害の慰霊のように報道するスタンスです。

広島への核攻撃のやり方についてはわたしも最近知りました。
田岡俊次氏のインターネット番組のコメントでした。

ルメイへの国辱の勲章授与については孫崎さんが
何かご存知ならぜひ伺ってみたいですね。
わたしの推測が正しいのかどうか。

だとしても在職中に知り得た情報の守秘義務は
退職後にも及ぶのでしょうが。

>>25
「米国信者は国賊だ」ということが分からない限り日本人は無間地獄にはまるリスクを抱え込んでいると言うことでしょうか。

今日の産経オンラインによると、北朝鮮の劣悪な衛生環境状況を伝えている。

脱北兵執刀医の証言で北朝鮮の衛生環境や栄養状態の劣悪が浮き彫りになった。中央日報のインタビューに対して、初日目にした寄生虫だけでも50匹取り出し、小腸７か所を縫ったが,数千、数万匹いるかもしれない。そうなれば傷がさけ命が終わると、いっている。韓国人の小腸の長さは２メートルであるが、この兵士のは１メートル６０センチで、栄養状態の悪さを指摘している。

ミサイルの問題ばかりが議論されているが、北朝鮮の多くの人の生きる権利が踏みにじられていることにも目を向けていくべきではないか。何も言わないのは、同じ弱い人間として、片手落ちである。

>>28
米国が永らく継続し、さらに強化しようとしする「北朝鮮」制裁
で金王朝や軍、労働党のエライさんの生活水準をさげられるとで
も思いますか。

制裁のターゲットは一般市民です。
市民の劣悪な生活水準にさらにダメージを与え、一人でも多くの
餓死者、凍死者を出すことが狙いなのです。
そして北の崩壊に持って行きたいということです。

米韓合同軍事演習の際に北は全軍警戒態勢を常に取らざるを
えないのですが貧乏国には大きなコストです。
軍事脅迫とともにそれも大きな目的の一つです。

若い希望さんのような素晴らしいヒューマニストはぜひとも
制裁と軍事演習に反対すべきです。

>>29
あなたは、ギョウチュウ駆除の薬を飲んだことがありますか。私たちは、小学生のころ。薬を何度も飲みました。ギョウチュウがいる人は、やせて太れないのです。ギョウチュウを先生に見せていただいた時その大きさに驚いたものです。わからない人に言っても致し方ないことですが、経験者は、貧困の極を見る思いがするのです。論点を変える、すり替えることではありませんよ。

では、まずはギョウ虫駆除薬を送りましょう。
餓死させるか凍死させるかはそのあとのことということで。

>>3１
自国民の安心、安全を確保するのは、為政者ですよ。為政者が国民を放棄したら、為政者とは言えない。ミサイルに費やすお金を回すべきでしょう。全くないのであれば、中国、ロシアを含め国際社会が面倒を看る必要がありますが。

>>32
かつて、野党が軍備よりもっと福祉にカネを使うべき、
と政府を問い詰めたら、自民党席からこんな野次が。

国防こそ最大の福祉だ。

日本海で、毎年中朝合同軍事演習をやっているわけでもないのに。

若い希望さんは「北朝鮮が」福祉にカネを使い国防に
手を抜いても決して攻撃されることはないと保証できますか。

わたしも「北朝鮮」の核ミサイルがなければもっと枕を
高くして眠れると思うのですが、北に対してミサイルよりも
民生にカネを使えとはとても言えません。

米国の軍需産業がそろそろ一つ戦争が欲しいと思った時が
「北朝鮮」の亡国の日となります。