今回の選挙は自民党の大勝と言われる。自民党は284議席を確保し、国会運営を有利に進められる「絶対安定多数(261議席)」を確保した。自民党公明党の連立政権は三分の二を確保し、憲法改正にむけて動き出せる体制を作った。
だが、この勝利には違和感を感じた。
それは、安倍政権、そして安倍首の支持率とあまりにかけ離れたものであったからだ。
選挙直前の17日、18日、朝日新聞が行った世論調査で、「安倍首相に今後も首相を続けてほしいか」を聞いたところ、「続けてほしい」34%で、「そうは思わない」が51%と半数にのぼった。同じく、13日から15日まで毎日新聞が行った世論調査では、「衆院選後も安倍首相が首相を続けた方がよいと思うか」に、「よいとは思わない」が47%で、「よいと思う」の37%を上回った。
安倍政権への支持率をみると、上記の朝日新聞では、安倍内閣の支持率は38%(前回40%)
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ラフカディオ・ハーンの日本分析は凄い。「官僚:人間の奴隷でないが、制度の奴隷」
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公明党は凋落していくのか、比例区初の700万人割れ。支持者内に根強い九条改憲に反対。希望の党も、小池氏の指導力低下、当選議員の68%が安保法制を支持しない。安倍氏九条改憲を目指すも、意外に盤石でない。
コメント
>>5
何度も申し上げますが、共産党が嫌いということはありません。支持政党がないだけです。
孫崎さんに喧嘩を売っているわけでなく、共産党に対して甘すぎるのではないかとの懸念を抱いています。問題点を指摘すると、喧嘩を売っているという、議論にならない。
>>6
また、そういう詭弁を弄する。はっきり言いなさいな。ちっとも可笑しくないんですから。日本の大半の人がそういう風に洗脳されてそういう風に安倍さん同様共産党嫌いになっているんですから。もうそれは日本の時代精神そのものですから。無思想の思想、保守保守の二大政党が宜しいと言い、前原、小池をあれだけあなたは褒め上げたじゃないですか。そういうことはあなたのイデオロギーそのものですよ。誇りを持ってくださいよ。勿論、そういうイデオロギーを唾棄して私はここにブログしてますから、あなたと一致することは無い。ここにきてやっとわかったんですよ。あなたの正体が。今後もやり合いましょう。
共産党は大きく議席を減らしましたが、21から12に減ったところで
実はそれほどどうということはありません。
選挙なんてしょせん増えたり減ったりです。
今回の選挙は共産党が日本の政治に大きく影響力を
広げた選挙となるでしょう。
党が立ち上がった時、党首はは現職の議席数を守ることが
果たしてできるかと心配していた。
それが3倍以上に。
スキャンダルにまみれた女性無所属候補は、選挙の強い
自民党候補に、本来なら勝てるはずのない勝負を戦い
勝ちきった。
自民党は公明票がなくては、もう選挙ができない党に
なっているが、 堅い基礎票を持つ中小政党は、これをしなければ
生きてはいけないのが小選挙区制。
共産党は小選挙区制での活路を見つけた。
思う存分やったらよい。
志位は米国が59発の巡航ミサイルを気の毒な小国に
打ち込んでも米国を非難しないような情けない政党に
共産党をしてしまった。
日米安保もすすんで非難はしない政党にしてしまった。
私の票が共産党に
投じられることは二度とないだろうが、気にしなくてもよい。
ベトナム世代など近々いなくなるのだから。
(ID:18367902)
このような見解が果たして共産党にとってプラスになるのであろうか。大いに疑問である。
立憲民主党との競合選挙区で、共産党候補者が立候補をやめ、立憲民主党をバックアップし、世論の支持もあり、立憲民主党が15名から55名に大幅アップした。その分、公明党を含め他の党が減少したが、共産党の現象は21名から12名であり、半減に近い。半減してよいから、勝てる可能性のある選挙区も譲ったというのであれば、話の筋は通っているが、当然のことながら、勝てるとみた選挙区は候補を立てたが、負けたのではないか。負けた選挙区はどうして負けたか分析しなければ、次のステップにならないといえる。立憲民主党が勝てればよいからといって、勝てる可能性のある候補まで、立候補を取り下げるとしたら、党といての意味合いがなくなってくる。党があって、共闘があるということではないか。共闘があって党があるでは、党の衰退に向かうと思うが間違いなのだろうか。お前は、共産党をよくわかっていないといわれるのでしょうか。私には摩訶不思議な論理である。