「共産党が議席を減らした。志位を何故非難しない？」という程度の低い質問に私は敢えて真っ向から答えないで「国共合作が全てだ。それが無ければ、勝利無し。次元の低い質問はやめてくれ」という趣旨の回答をした。やっぱり、そうでしたか。共産党のけなげな奉仕があったんですか。孫崎先生のコメントで真実を知ることが出来、感謝申し上げます。

前置きはさておき、今度のような選挙を周辺諸国の為政者はどうとらえるだろうか？推測を交えて申し上げれば、中国、北朝鮮は今までコストをかけて準備して来たデイターランス（抑止力）強化が正当化され無駄な投資ではなかったという確信にいたり、今後、ためらうことなく厳戒態勢に入って行きましょう。韓国は日本の軍国主義の復活の前触れと受け止め、北との緊張緩和に向けて最大の努力をするでしょう「日韓合同軍なんてあり得ない！」とね。そういう感情が高まると私は思います。反対に米国のネオコン（ネオコン以外は無視乃至無頓着）は大歓迎でしょう。

今回の選挙で誰が喜んだかを考えれば、このような結果をもたらすために陰に陽に働いた機関あるいは集団がネオコン指導のジャパンハンドラーであり、その為に前原と小池が手際よく動いたと推測しても確たる矛盾は見当たらない。

今や米国の戦場は中東界隈と東アジアだけです。前者はシオニズム対反シオニズムの闘いだから、自衛隊は使い物にならない。後者？中国、ロシア、北朝鮮の絶対力が向上し、戦争はあり得ない。あったら、THE　END。大和民族が全滅してもかまわないと決断すれば話は別ですが。

このことを日本国民が知ったら、憲法の文言を換えることに躊躇するに違いない。さもなければ、サイコパスかSTUPIDと世界から言われよう。