A:事実関係 「福田元首相、安倍政権を批判 「国家の破滅近づく」
福田康夫元首相は2日、東京都内で共同通信のインタビューに応じ、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画や「森友学園」への国有地払い下げなどを踏まえ、安倍政権下の「政と官」の関係を批判した。「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸(の顔色)を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている」と述べた。2014年に発足した内閣人事局に関し「政治家が人事をやってはいけない。安倍内閣最大の失敗だ」との認識を示した。
中央省庁の公務員の姿勢について「官邸の言うことを聞こうと、忖度以上のことをしようとして、すり寄る人もいる」などと指摘した。(2017年8月2日 19時58分東京新聞)
B:評価
・福田康夫氏は基本的に慎重な発言を行う政治家である。それだけに、彼に信頼を置く人々は多い。
・この彼が、加計学園の問題を超
コメント
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>「政治家が人事をやってはいけない。安倍内閣最大の失敗だ」
政治家に人事をやってもらうしかないケースもあるでしょう。
いよいよ民主党が政権を取る時、日本を支配する悪しき官僚機構に自浄作用はない、政治主導で膿を出せと盛んに言われていたと思う。しかし、全て腰砕けに終わった。
天木直人氏が2年半前に書かれた「国の統治体制を官僚主導から政治主導に移行させなけば日本は変われない」は今もその通りと思う。問題は、そのメルマガで指摘されている大前提-
「官僚を操縦する政治指導者が正しい指導者であるということだ」
これが実現されているか否か。
サイテー、最悪の政治指導者が官僚を操縦し始めれば、国家が破滅に向かうのは自明だろう。
正しくは、「安倍内閣は人事をやってはいけない。安倍内閣自体が最大の失敗だ」ということ。
(ID:34798218)
官僚の人事権が政治家(政府官邸)に握られることと、国家の事案が政治主導で進むということとは、必ずしも一致しない。要は、国民の意思がどれほど、政治に反映しているかが指標だ。そういう意味では国会の権限(任命・承認・監査など)が強化され、国民の意思がきちんと反映できる制度が前提だ。20%の得票で8割の議席を独占する選挙制度や、国会喚問での官僚の嘘答弁や証拠書類破棄など、ありえない事態を許してしまう官僚を縛る令や規則の徹底、厳罰化が大前提でもある。
高級官僚の人事には、官邸の任命権ではなく、一人ひとりの国会承認を必要とするなど改善が必要ではないか。
現在跋扈している、官僚の腐敗・官邸への隷属・媚態は見るに堪えない。明らかに、法令や人の道に違反している。それが罰せられない。逆に、出世の餌にされている。ここのルールをしっかりしないと、解決はしない。
さらに、官僚のなかで特別な実力部隊、防衛省が、患部が官邸よりになればなるほど、今の状況では、現場自衛官との乖離がかなり深刻になるだろう。ひいては、国民の窮状を見て、”やむにやまれぬ、決起、クーデタ”を惹起する可能性もある。
官僚の人事権と政治(政府・議会)の関係には、間にソフトゾーンを挟んで、直接的な介入は許されないルールが必要だろう。ただ、今の安倍政権では、牢屋に入らなければ何をやらせてもいい、と連中ばかりだから、まず、退場させるのが先だ。
(ID:11773811)
国家破滅は正しい認識じゃないかな。76年前の、国民全員が火山にぶちこまれた苦い経験に照らして言えば、頭の悪い軍部が独走した場合の悲惨はまさに『地獄』だった。
今も政権トップから、それにすり寄って文書を廃棄したふりをする糞バエどもにいたるまで、そんな物の怪どもが国という機構を操縦しているということ自体、超現実としかいいようがない。これは『地獄』そのものだよ。
会社ならとっくに倒産しているんじゃないか、こんな、文書も保存できないムノウな機構は!!!