犬の遠吠えだろうが、真実なんだから、いずれボデイーブローとなって効いてくる。

誰かさんがこのブログで権力とは利権の奪い合いだとかいう趣旨のことを言っていたが、彼は自民党の論客もどきだった。

戦後の日本の政治行政の特徴の一つは官の人事に政が干渉しないことだ。もう一つ、米国の邪悪な軍事冒険主義に対して一定の限度はあったが日本は毅然たる態度を示し、誘惑に引きずり込まれずに済んだ。それはひとえに憲法九条が燦然と輝いていることが根本理由に上げられよう。

官の人事の独立と憲法九条は日本の民主主義を維持する上で大きな貢献をしていると私は高く高く評価している。官の人事がゆがめられ、九条が骨抜きになれば、日本は間違いなく第二の破滅に落とし込まれよう。福田氏はそういうことを言っているに違いない。これを犬の遠吠えだとないがしろにすれば、どうなるのかな。行き着く先は地獄だ。