A:加計文書」一転再調査へ 文科相、世論反発受け表明。(東京新聞)
安倍首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題で、松野文部科学相は九日の記者会見で、内閣府が文科省に「総理のご意向」などと早期新設を働き掛けたとされる文書の存否を再調査する考えを明らかにした。政府はこれまで再調査を拒否してきたが、前川喜平前事務次官や複数の現役職員らが省内で共有していたと証言し、再調査せざるを得ない状況に追い込まれた。
松野氏は「国民から文科省に追加的調査が必要だろうとの声が寄せられ総合的に判断した。国民の声に真摯(しんし)に向き合い、徹底した追加調査を行う」と話した。
文科省は五月十九日に、わずか半日の調査で「文書の存在を確認できない」としていた。今回の調査の範囲や方法については早急に検討するとし、「前回の調査を広げて行うことが当然必要だ」と述べた。
獣医学部設置を巡り、「
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加計学園を巡る問題で「官邸の最高レベルが言っている」等と書かれた文書、怪文書だ、存在しない、再調査しないで押し切れるか。比較的政府支援の日本テレビですら疑問の報道。「文科省文書の問題は政権の信頼に関わる問題になりつつある」
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加計学園問題、全体の中で文科省の文書再調査はどのような意味を持つか。何より、「文書はない。怪文書のようなものではないか」とした菅官房長官の言葉の間違いを証明。一連の強権姿勢も併せて否定される。今後も実態究明への勢い助ける
コメント
>>14
すいませんが、大手メディアはすべて国有地払い下げで現在の一等地に社屋を持っている。朝日だけの問題じゃない。ある意味大手メディアは巨大な権力機構。たまたま安倍政権下では読売産経と朝日毎日の立ち位置が
異なるが、共通の利益で一緒に行動する。オリンピックの利権は共通利権。産経は参加してないが日経を含む4社がオフィシャルパートナーで参加。オリンピック批判記事なんて書けない。予算が膨大に膨れ上がっても批判しなかった。中にいる職員や記者がすべてダメとまでは言えないが社会的な役割を果たしているかは疑問です。
>>15
「すいません」の必要なんかないですよ。まったくおっしゃるとおり。
そこまでわかっているなら、私が権力闘争だというのもわかっていただけるでしょう。
違法不当や収賄枉法があったのなら全然別ですが、そうでないのなら、「お友達」が(正当な)利益を得たかどうかは重要ではないのです。トヨタ社長と円安誘導の例でも考えてみてください。
重要なのは、それによって国民が利益を得るかどうか。しかしその議論も簡単にはまとまらない。そこで特区をつくり(特区もいろいろなのですが)そのなかでは、既得権を破壊する別の既得権を有利にする。
ここのところの議論を正面から堂々とするなら、民進党も見直されると思いますよ。これこれこういう方法なら獣医師を増やさなくて良いから特区でやる必要はない、みたいな議論ね。
まあ、安倍おろしするにしても、加計学園をそれに利用するのは、
本当にスジが悪い。その認識だけは、朝日新聞も、民進党も、
孫崎さんも、ここの皆さんも、一刻も早く理解されればよろしいかと
おもいます。
自分でウラとったわけじゃないんですが、いちおう貼っときますね。
国際医療福祉大「天下り」リスト
宮地貫一 文科省次官
佐藤禎一 文科省次官
渡辺俊介 日経論説委員
丸木一成 読売医療情報部長
水巻中正 読売社会保障部長
金野充博 読売政治部
木村伊量 朝日新聞前社長
大熊由紀子 朝日新聞論説委員
http://tskeightkun.blog.fc2.com/blog-entry-1955.html
(ID:18367902)
再調査は歓迎すべきことであるが、松野大臣の立場は微妙である。調査結果は、二通りしかない。
①再度調べたが、やはりなかったする方法。現実的に、二つの文書があり、否定していたが、態度を変更し再調査ということであり、流石に、この結果は選択できないでしょう。
②二つの文書は、あったとする方法。この場合は、発信先の内閣府の対応であり、山本大臣が、内閣府は再調査しないといっている。発信先が特定できず、発言者が否定すれば、文科省の文書が宙に浮かぶことになる。
文科省の松野大臣が、切り込んで、内閣府の人間を文科省調査によって確定するかどうかにかかっている。今回は、直接動いたトカゲのしっぽ切りでは済まないのではないか。